普遍的なポップサウンドとどこか懐かしい世界観で魅せるバンド、ティンペッツ。
中学時代の同級生を中心に2017年に結成された彼らは、東京・下北沢を中心にライブシーンで確かな存在感を発揮し、実績を重ねてきた。
これまでに多数の自主企画を開催し、EPを中心にシングルやライブ音源集など作品発表もコンスタントに展開。
ライブへの来場の度にポイントが貯まり、それに応じてスタジオに招待するなどファンとの距離を縮めるユニークな試みも見せてきた。
MVも数多く公開し、ライブハウスからインターネット上まで幅広い活動をくり広げている。
そんなティンペッツの掲げるキャッチコピーは「踊れて少し泣ける音楽」。くるり、フジファブリック、奥田民生などを音楽的ルーツに持つという音楽性からは郷愁をくすぐる空気が漂い、スタンダードなポップサウンドとメロディと一体になって、独自の世界観を築き上げている。世代も性別も問わず、日本人の心のど真ん中に染みわたるストーリー性が最大の魅力だ。




・【MV】Magic hour ティンペッツ(TYINPETS) 




ティンペッツとしての最初の音源としてリリースされたシングル「Magic hour」。バンドが始動した2017年、初期からの代表曲として知られるナンバーだ。 

グルーヴィーなリズム隊の絡みと空気感を司るギターのコードワーク、きらびやかなアクセントを加えるキーボード。奇をてらわないアプローチが一体になることで心地よい揺らぎを見せる、スタンダードなポップナンバーとして聴かせてくれる。
結成当初から一貫しているティンペッツのスタイルを示す一曲として、まず聴いてみてほしい。




・【MV】クリスマス Christmas - ティンペッツ (TYINPETS) 




2019年12月に公開された「クリスマス」は、タイトル通りクリスマスの夜をイメージしたというティンペッツなりのウィンターソングだ。トリプルギターが繊細に繋がるアンサンブルからはシューゲイズやインディーロックなどの色も感じられ、そんな中でも普遍的なポップソングとしてストーリーを見せてくれる。 

巧みなアレンジでポップバンドとしてのテクニックを感じさせつつも、しっかりとキャッチーに聴かせるナンバーとして必聴だ。




・【MV】DOLLS -ティンペッツ(TYINPETS) 




こちらもストレートなサウンドで魅せる普遍的なポップナンバー「DOLLS」。タイトルと歌詞のストーリーには、彼らの結成のきっかけとなった学生時代の「人形のように教育される中でどう生活できるか」というテーマが込められているという。 

淡い青春の情景と、思春期の揺れ動く感情。そんな、誰もが記憶の底に抱える甘酸っぱい空気を思い出させてくれる一曲に仕上がっている。
限りなくノスタルジックな名曲として聴いてみてほしい。



一度聴けば誰もがその世界観に心を掴まれること間違いなしの、ティンペッツのポップソングの数々。今後も着実に聴き手の輪を広げながら、注目を集めていくだろう。 

音源はもちろん、彼らの真骨頂はライブバンドとしての一面にある。2020年6月22日にはゲストに眉村ちあきを迎えた自主企画「?Party」を下北沢GARDENで予定しており、ティンペッツのステージを楽しめる豪華な一夜として要注目だ。ぜひ足を運んで、極上のポップサウンドを体感してみてほしい。




【公式HP】https://tyinpets.jimdofree.com/


【Twitter】https://twitter.com/TYINPETS


【イベント情報】 

2020年6月22日(月)

「?Party」@下北沢GARDEN

出演:ティンペッツ、眉村ちあき


特設サイト:

https://tyinpetsinfo.wixsite.com/website