Goodies　言語もジャンルも超え、何色もの色で独自のサウンドを奏でる

2016年1月から活動を開始したバンド、Goodies。

メンバーはGt.Vo.「Rikiya」、Vo.Key.「Shun」、Vo.「Park」、Vn.Cho「Hiromi」に、サポートベーシスト上里亮太を加えた編成だ。

韓国とのハーフのメンバーもいることから、日本語だけではなく英語や韓国語でもパフォーマンスを行う。同じメロディーであっても、日本語と英語、または韓国語では響きが違ってくる。そのため3つの言語でパフォーマンスを行うことができるというのはGoodiesのオリジナリティであり、強みといえる。

サウンド的には、綺麗なハーモニーや澄んだバイオリンに特徴があるといえる。時にポップス然としたサウンドを鳴らしたり、時にハードロックの気配を感じる曲を奏でるなど、音楽的なルーツの広さを感じるが、どの曲でもバイオリンや歌声の綺麗さは印象に残る。

またオリジナル楽曲以外に、洋楽、邦楽、K-POPに演歌、ハードロック等、ジャンルを問わずにGoodiesアレンジのもとで奏でられる名曲たちのカバーにも定評がある。そんな風にジャンルを問わず名曲たちをリメイク出来るということもまた、音楽的なルーツの深さを証明しているといえるだろう。

・Goodies – Wake Up

2017年に発表されたミクスチャー感を感じる楽曲。作詞を担当しているひとりは韓国とのハーフのメンバー。そのため英語詞が印象的なナンバーとなっている。

ミクスチャーといえば一般的にはヒップホップなどとロックを混ぜ合わせた音楽として認知されている。もちろんこのWake Upにもラップがふんだんに取り入れられているが、この曲にミクスチャー感を強く感じるのは、そうしたラップだけではなく英語と日本のミックスでもあるからだろう。

また全体的にハードなサウンドでありながら、そこまで重たくヘビーな雰囲気になりすぎず、どこか品があるのもこの曲の特徴。その秘密はやはりバイオリンの持つ澄んだ音色と、キレイな歌声にある。

・Goodies – WA! (short ver.)

2020年1月1日に発売されるミニアルバム「GOODIES 2020」からの一曲。このミニアルバムのテーマは東京五輪だ。東京五輪というテーマで、「WA!」というタイトルであることからも分かるように、この楽曲のモチーフとなっているのは人と人をつなぐ「和」であり「輪」だ。

全体のサウンドは、痛いような高音やハードな低音がないような、とてもやさしい雰囲気になっている。そんな優しい雰囲気をまとったサウンドに、気持ちの良いハーモニーが乗り、実に心を温めてくれる。「明日も捨てたものじゃない　期待に胸ふくらませたい」という希望に満ちた歌詞もまた、温かい。温まった心で、いろいろな人とふれあってみようと感じさせてくれる一曲だ。

・Goodies – Dreaming days (short ver.)

同じく2020年1月1日に発売されるミニアルバム「GOODIES 2020」からの一曲。

タイトルからも分かる通り、夢見る日々がテーマになっているというその世界観は、東京五輪に出場するようなアスリートたちの心情とリンクする。

ややアップテンポでぐんぐんと、小気味よいカッティングギターとともに進んでいくこの楽曲は「まだon race　進み続け」という歌詞も相まって、自然と足を前に運ばせる。またメロディーの気持ちよさやピアノの音色の優しさには、希望が満ちている。朝日の中、この楽曲を聴きながら歩いたら気分が上がるだろうと想像させてくれる。

楽曲ごとにまったく違った表情を見せてくれるGoodies。そんな彼らの違った表情が見られるのは音源だけではない。ライブはライブでまた全く違った表情を見せてくれるのだ。

そもそもライブにもすごくこだわっているバンドで、ライブバンドだといっても過言ではない。そんなこだわりのつまったライブの機会を逃さないように、公式サイトやSNSを中心にしっかりと情報を追いかけていこう。

【公式HP】 http://www.goodies8010.com/

【Twitter】 https://twitter.com/goodiesmusic?lang=ja

【リリース情報】

2020年1月1日(水)発売

mini album

『GOODIES 2020』

東京2020で世界中の人々とつながる輪、和、そして感動の「WA!」

※2タイプの発売となります。

・STUDIO RECORDING TYPE

6曲入り　2,020円(税込)