大阪が生んだ爆裂スカムパンクチーム。
USハードコアやGG Allinからの影響と、80年代アニメやゲームにインスパイアされた
過剰なまでの濃いキャラクター性を独自の解釈で融合させたバンド、それが流血ブリザード!
メンバーはVo.『ユダ』、Gt.『ミリー・バイソン』、
Dr.『セクシー・ダイナマイト・プッシーガロアⅧ世』、Ba.『ベルゼブブヨゴレ』という4名編成。
2008年に大阪で結成し、現在は東京に拠点を移して活動中。
『でらロックフェス』(2021)や『武蔵野音楽祭』(2020)といったロックフェスにも多数出演。
日本テレビ系『スゴ動画超人GP』『月曜から夜ふかし』など、
テレビ番組をはじめとするメディアにも積極的に出演している。
また、『THE WiLDHEARTS』や元Sex Pistolsのドラマー・Paul Cookが率いるバンド
『THE PROFESSIONALS』の来日サポートアクトを務めたり、
イギリスはロンドンの大型フェス『Camden Rocks Festival』(2018, 2019)、
台湾最大のラウドロックフェス『HEARTOWN ROCKFEST』(2018)など
海外の大型フェスにも出演したりと、そのサウンドは海外でも高く評価されている。
2020年6月にリリースしたミニアルバム『NIGHTMARE COME TRUE』は、
DISC UNION日本のインディーズチャートで1位を記録。
国内外を問わずに音楽ファンの度肝を抜いているバンドだ。
・RYUKETSU BLIZZARD / 流血ブリザード ”老害バスター” MUSIC VIDEO
2020年6月リリースのミニアルバム『NIGHTMARE COME TRUE』収録曲。
そのタイトル通り、「昔の人をリスペクトしろという強要がうざい、それをディスっている」という1曲だ。
蔓延している“老害”に対して、≪生きる伝説?誰も知らん その伝説≫≪歌と違う楽屋での黒い本性バラすぞ≫
と強烈な言葉を浴びせる。
ただそんな強烈なパンチを浴びせるだけではなく、最後には愛らしさたっぷりのオチがあるから憎めない。
そんなこの楽曲が収録されている『NIGHTMARE COME TRUE』では、イギリスはコッツウォルズにて、
The ProfessionalsやTHE WiLDHEARTSらの作品を手がけるDave Draperが
レコーディング及びマスタリングを行っている。
レコーディングとは多くの場合、締め切った環境で行うものだ。
しかし彼はその最中、突然RECルームやその部屋に通ずる通路・部屋の扉を開け、
音の広がりや反響具合を確かめながらレコーディングを行っていった。
そんな微細な音の変化にも妥協を見せないプロフェッショナルな姿勢で、
ただでさえパワフルな彼らの音を、立体的かつ豪快かつ鋭利な作品へと仕上げている。
是非ヘッドホンで聞いていただきたい。
・(This is not a)応援song
同じくミニアルバム『NIGHTMARE COME TRUE』収録曲。
世の中には直接的に背中を押すような、“頑張れ”と歌う応援ソングが多い。
しかしこの楽曲は、「そういったもののアンチソング」だという。
実際歌詞には≪自信なくていい 臆病ぐらいでいい≫≪ダラダラ続けろ ダラダラ生きろ≫と、
無理に頑張らなくていいと伝えてくれる言葉が並ぶ。
題でも『(This is not a)応援song』と、応援ソングではないといっているが、
この曲はその実、従来の応援ソングとはまた違った角度からの応援ソングであることは間違いない。
その言葉が、生きやすい生き方・考え方へと導いてくれるのだ。
自身でも「数少ないポップな楽曲」という、極めてポップなメロディー・サウンド感も一つのポイント。
それが言葉をよりストレートに心に届けることに一役買っていることは間違いないだろう。
RYUKETSU BLIZZARD / 流血ブリザード "CURSE" MUSIC VIDEO
こちらもミニアルバム『NIGHTMARE COME TRUE』収録曲。
MV監督をホラー映画監督・川松尚良が務めた作品で、
映画さながらのストーリー性を感じさせるMVも見応えばっちり。
また、当然ながらそのMVの勢いと、楽曲全体の勢い、
そして「負の感情から這い上がっていくイメージ」は完璧な親和性を見せる。
映像も楽曲も、どちらもしっかりと堪能したい作品だ。
誰しもに悲劇や絶望というのは訪れるもの。
そしてそれが訪れた時、どうしても負の感情に包まれ、
何もやる気が出なくなってしまうこともあるもの。
そんな時には是非この楽曲・作品を再生していただきたい。
きっとそこから這い上がっていこうという気が、一気に噴出していくはずだ。
「いつかはアメリカのレーベルからリリースすることを目標にしている。
コロナが収まり次第、海外フェス出演もどんどん行っていきたい」と、
その活動を通しての目標を話してくれた彼ら。
この1年に関しては「新曲のリリースを年内に予定している。
盛り上がれるダンスナンバーチューンになっているので
MVの公開と併せて楽しんでほしい」とのこと。
まずはそんな新作のリリースを楽しみに、その活動を追いかけていこう。
【HP】
https://ryuketsu.jimdofree.com/
【Twitter】
https://twitter.com/bleedinblizzard
【Instagram】
https://www.instagram.com/ryuketsublizzard/
【YouTube】
https://www.youtube.com/user/ryuketsublizzard1/videos
【リリース情報】

ミニアルバム