2012年に同じ高校の軽音楽部出身者を中心に結成された彼らは、確かなストーリー性と世界観を持った楽曲たちを武器に注目を集めてきた。

結成翌年にはシングル「storobo scope / Fuzzy light」やアルバム「夢の始まり 世界の終わり」をリリース。関西にとどまらず全国へと活動の場を広げながら、精力的な作品製作とライブ活動を行ってきた。
その後も「NEXT AGE ROCK MUSIC」や「見放題」、「MINAMI WHEEL」、「ひつじウォーズ」、「華の乱」など話題のライブイベントに多数出演し、関西を中心にライブハウスシーン最前線で存在感を高めている。
2018年9月には2枚目のアルバム「declaration」をリリース。追加公演含めツアーを成功させるなど、現在進行形で話題沸騰中だ。
そんなmetro policaの音楽の最大の魅力は、研ぎ澄まされた「世界観」にある。ひとつの絵や漫画、アニメなどの作品からインスピレーションを得て楽曲を作り上げるスタイルで、表現したい「情景」が最初から明確にあるのが彼らの楽曲の特徴だ。


・metro polica『FLAG』(Music Video) 

「declaration」のリードトラックとなった「FLAG」。最初に「旗」というテーマがあり、そこからストーリーが広がった楽曲だという。
きらびやかなサウンドと突き抜けるような疾走感が印象的なこの曲は、旗を振り上げて前へと進んでいくような、力強いメッセージソングになっている。
キャッチーなメロディとVo.mikiのポップな歌声は色鮮やかなバンドサウンドの中で軸になり、全ての要素が合わさって多幸感を生み出している。
さらに、そんな楽曲の色味を表したMVにも注目だ。海辺で旗を掲げるシーンは8月の炎天下の中で撮影されたそうで、過酷な気温でも長回しのカットをくり返したというエピソードも語られている。


・metro polica『moment』(Music Video) 

2017年リリースのフルアルバム「タイムトラベル・シーケンス」のリードナンバー「moment」。タイトルの通り「一瞬」の中にある輝きを歌うこの曲は、ライブでも圧倒的な人気を集めるキラーチューンだ。
MVの撮影地は、metro polica結成のきっかけにもなった母校。現在も軽音楽部との交流が残っているそうで、そのつながりがあるからこそ、実際の校舎での撮影が叶ったという。
リアルな質感を持った情景の中では色鮮やかな青春の風が吹き、駆け抜けるようなアンサンブルと一体になって、焼けつくようなノスタルジーを感じさせてくれる。


・metro polica『最後の夏が終わる前に』リリックビデオショートver. 

2019年度に入ってから、「春夏秋冬配信リリース」を敢行しているmetro polica。4月8日には切なさの中にも清涼感のある「メグルハル」が、そして7月8日には、現時点での最新作となる「最後の夏が終わる前に」がリリースされた。
ミディアムバラードのサウンドの中で、センチメンタルな想いが繊細に綴られる「最後の夏が終わる前に」。線香花火が瞬く夏の夜の、少し暑さの和らいだ空気の匂いまで漂ってくるような”聴かせる一曲”だ。



圧倒的な輪郭と奥行きをもって、確かな「物語」「情景」を見せるmetro policaの楽曲たち。体温の感じられる生きた世界観があるからこそ、その音楽は多くの人の支持を集めてきたのだろう。
そんなmetro policaの魅力を、最大の熱量で受け取れるのが「ライブ」だ。コアなライブハウスファンからポップなアニメソングなどのファン、アイドルファンまで幅広い層から注目されている。
今後の展望として、「アニメタイアップ」を大きな目標に掲げるmetro polica。さらに躍進していく彼らの今後の活動に、要注目だ。


【公式HP】http://metropolica.web.fc2.com/index.html


【Twitter】https://twitter.com/metropolica


【リリース情報】




2019.07.08

配信シングル「最後の夏が終わる前に」



【イベント情報】




7/25 名古屋新栄 APOLLO BASE
8/4 六本木 morph-tokyo
8/13 大阪 Music Club JANUS「夏のJANUS音楽祭」
8/16 Zirco Tokyo