2007年、動画投稿サイトで『踊ってみた』を顔出しで行った事により、ネット上で話題となる。

最初に投稿した動画は、再生数が150万回、コメント数が10万を超えた。

その後、メディア出演やイベントオファーが増え、写真集は発売と同時に完売。

そして2021年８月、自身の“好き”を３つ詰め込んだ、待望の1stミニアルバム『スキスリー』をリリース。

CDのリリースは「人生の中でやってみたかったことの一つだった」という彼女は、

今回の『スキスリー』で初めて作詞や作曲にも挑戦、さらに全曲のサウンドプロデュースは宇佐美秀文氏が担当した。

2021年８月リリースの1stミニアルバム『スキスリー』の１曲目に収録されている楽曲

『トキメキフィルター☆』のティザームービー。同曲は、作詞も作曲も自身が担当している。

「心にときめいた瞬間を、ファインダーを通して撮影することが好き」だと話す彼女。

それは個展を開くほどで、「写真は人生の一部」だという。

この楽曲はそんな大好きな“写真”、“カメラ”をテーマにした１曲だ。

ファインダーをのぞいた際のトキメキを、ポップで可愛らしいサウンド感に乗せて、カラフルに表現する。

それは、聞いている方にもトキメキを伝染させるもので、思わずカメラをもって出かけたくなる。

ちなみに同曲では、ファンの方から一部歌詞のアイデアをいただいている。

そんなファンとの関係性も彼女の一つの魅力だろう。

パンが一番好きな食べ物だという彼女。

それは、日々パン屋にも通い、コロナ禍でお店に行けない時にも自分でパンを作っていたというほど。

この楽曲『パンダフル！』のテーマはまさに、その“パン”だ。

パンという気持ちの良い音の響きを生かすようなコーラスが特徴的で、

ポップな音とあわせて、聞いているだけで高揚していく。

「自分で縫った」というMVのパン愛溢れる衣装も可愛らしく、

まるで出来立てのパンを食べた時のような、ほっこり感とわくわく感を同時に感じられる。

「1歳の姪っ子が一緒に踊ってくれたり、曲を聞いたら泣き止むほど気に入ってくれている」

という通り、子どもでも楽しんで聴けるだろう。

２番に入る時には≪2次発酵≫というフレーズが出てくるなど、

「30分程度で書けた」という歌詞には、パンが出来上がっていく工程も含まれている。

そんな歌詞の楽しさも噛み締めながら聞きたい１曲だ。

バラードで描かれるラブソング『しあわせのカタチ。』。

「年相応の雰囲気」だと自身でも話す、綺麗なメロディーラインが印象的だ。

そんなメロディーラインを生かすような、ささやくような繊細な歌声としっとりとしたピアノのサウンドが心地よい。

それでいて、声の質感的には甘さも感じられるので、

大人な空気感と愛らしい可愛さの両方を感じられる楽曲となっている。

新しい彼女の一面に、浸れるはずだ。

また≪好きだよ 君の隣にいたくて 笑顔見たくて 怒った顔 泣き顔さえ愛しく思うよ≫

と歌う同曲は、初めて作詞に取り組んだ曲でもある。

「恋愛においての理想を落とし込んでいる」というその歌詞にも注目して聞いていただきたい。

「コロナが収まったらファンの前でライブを行いたい。それまでにいくつか楽曲数も増やしていき、有観客ワンマンを目指す」

と、これからの目標も明かしてくれた。

多彩な楽曲を届ける彼女のライブは、行けばきっと満足感を得られるものだ。

販売サイト→https://castingvoice.official.ec/

【リリース情報】

2021年8月2日発売

収録：全3曲