山陰発、現代邦楽ギターロックシーンのど真ん中を駆けるスリーピースバンド、シロとクロ。

メンバーチェンジと東京への拠点移動を経て現在Vo.gt.日野遥希、Ba.太田旭、Dr.阿部千樹の3人で活動する彼らは、ここ数年のインディーズバンド界でも一際大きな注目を集めてきた。
バンド名は前身バンドからの転換点となった曲「シロとクロ」からとられているそうで、そこには「何にでも染めるような曲も、何にも染まらない曲も歌う」という意味も込められているという。
2018年5月には1st mini album「夜の隙間で」をリリースし、スマッシュヒットを記録。同年に開催されたオーディション「RO JACK for COUNTDOWN JAPAN 18/19」では優勝を果たし、飛躍的に知名度を上昇させた。
活動の主軸には「ライブ」を置くことを意識していて、現在は完全セルフプロデュース・セルフマネジメントのスタイルで独立性の高い活動を展開している。特にRO JACK優勝後は拠点の東京のみならず地方での支持も厚く、着実にライブ動員を伸ばし続けている。

・シロとクロ 「night walking」(Official Music Video)


1st mini album「夜の隙間で」のリード曲「night walking」は、インターネット上で大きな話題を呼んでシロとクロの注目度を高めたキラーチューンだ。
スリーピースバンドならではのシンプルに研ぎ澄まされたアンサンブルとVo.gt.日野の歌声を中心としたボーカル・コーラスワークが清涼感のある空気を形作り、キャッチーなストーリーを見せる。
バンドのソングライターでもある日野の作曲スタンスとして、UNISON SQUARE GARDENなどの「ボーカリストとギタリストを両立するスタイル」、そして「音の隙間を大事にするアレンジ」を意識しているそうで、そんなこだわりが表れた一曲と言える。

・シロとクロ「ミッドナイトにグッドナイト」(Official Music Video)


こちらも「夜の隙間で」の収録曲のひとつ「ミッドナイトにグッドナイト」。地に足の着いたリズム隊のコンビネーションと耳に残るギターフレーズが軽快な世界観を描くナンバーだ。
落ち着いたメロディを低体温のボーカルと透明感のあるコーラスが奏で、「歌モノギターロック」というバンドのスタイルを体現しながらタイトルどおり深夜の空気のような安らぎを感じさせる。「歌」を主人公に据えたアレンジ展開が印象的だ。

・シロとクロ「Diving」(official music video)


2019年4月にリリースされたシングル「Diving」は、正統派歌モノギターロックとしてのさらなる進化を感じさせる一曲だ。
キャッチーで軽やかなメロディセンスや隙間を活かしたバンドアンサンブルはそのままに、リズムワークや曲展開のアレンジにはより高度な一体感が生まれている。文字通り透明な水中に「Diving」するようなサビが印象的だ。

次世代の邦楽ロックシーンを支えていくバンドとして、今後のさらなる躍進が期待されるシロとクロ。王道を行きながらも確かな個性を兼ね備えた世界観は、ギターロックファン、歌ものロックファンなら必見だ。

2019年9月には最新作となるデジタルシングル「ワールドエンド」のリリースとそれに伴うツアーも控えている彼ら。楽曲の魅力をより熱量をもってダイレクトに体感できるライブに、ぜひ足を運んでみてほしい。

【公式HP】https://artist.aremond.net/shirotokuro/

【Twitter】https://twitter.com/shirotokuro03

【リリース情報】
1st digital single『ワールドエンド』
2019.9.11(wed) On Sale
各種サイト ¥250-

【イベント情報】
"世界の終わり、君を連れ出して行くTOUR"
9/18 新栄RAD SEVEN(名古屋)
9/19 LIVE SQUARE 2nd LINE(大阪)
9/20 米子AZTiC laughs(鳥取)
9/22 高松DIME(香川)
9/29 7秒とロック(下北沢4会場サーキット)
9/30 郡山PEAK ACTION(福島)
10/1 仙台MACANA(宮城) 
10/4 福岡Early Believers(福岡)
TOUR FINAL
10/12 下北沢MOSAIC(東京)