畑中摩美　幅広い歌声で作り出す抜群の空気感が魅力

静岡県出身のギター弾き語りシンガーソングライター、畑中摩美。

1999年、アルバム『一粒のワタシ』(ポリスター）でデビューを果たすと、収録曲『ヒエタユビワ』が大阪の放送局FM802でヘビーローテーションされ話題を呼ぶ。2011年に拠点を地元・静岡県浜松市に移した後はさらに活動の幅を広げ、K-mix(静岡FM放送）の番組『畑中摩美のまみの「す」』（毎週土曜日5:30～6:00）でパーソナリティをつとめる傍ら、楽曲提供やサウンドロゴ制作、ギター、ヴォーカル講師をつとめるなど幅広く活躍。

2017年、鈴木研一郎監督作品『出世大名家康くん観光PRムービー「何が待つハママツ」』にクレア王女役で出演。サカイ引越センターTVCMソング『あなたと私のいつものはなし』が好評発売中。

YouTubeでも発信をしており、YouTube上で開催された作詞作曲企画『君が、作詞作曲してみな！「ASKAのFellowsを、私が作ってみた」』で発表した楽曲『The One』は約400曲中3位の視聴数を記録。

2019年には活動20周年記念コンサート『まみの実りの音楽祭』をなゆた浜北なゆたホールで開催し大成功を収める。

その歌声は、切実なムードの想いが溢れたものからセクシーなものまで幅広く表現。ふくよかな低音からキレがあり力強い高音まで広く歌いこなすというのも特徴の一つだ。そんな歌声と音楽で聴く者を魅了し続ける。

・畑中摩美「あなたと私のいつものはなし」MV(サカイ引越センター「転勤篇」TVCMソング)

「2017年のサカイ引越センターのTVCM曲で、CM内容に合った楽曲をと依頼があり制作した」という『あなたと私のいつものはなし』。「当時の心境を盛り込んでおり、“自分の人生は自分で選んで決めて行くんだ”というメッセージを込めた。寄り添う立場であっても、自分が決めた人生で主役は自分自身」と話す１曲だ。

ふくよかで温かみのある歌声は、そんな言葉たちを胸にすっと届けてくれる。アコースティックギターで描かれる前半、穏やかで包容力のあるバンドサウンドで描かれる後半と前後半で抑揚をつけながら、そのどちらも優しく力強い。

音と言葉、そして歌声に込められた想いと、あらゆる角度から心に作用する楽曲となっている。

・【コード歌詞付】あいみょん『裸の心』ギター弾き語りカバー