ドラマのようなストーリーを中毒性が高くキャッチーなサウンドに込め、鮮やかな世界観を描くバンド、本棚のモヨコ。
・本棚のモヨコ/宇宙の縮図【MUSIC VIDEO】
2018年2月にリリースされたシングル「宇宙の縮図」は、ノスタルジックな詞世界とメロディ、軽快なサウンドが何気ない日常の風景をドラマチックに見せるナンバーだ。
くり返しばかりの退屈な日々からスタートして、世界・宇宙へと広がっていく世界観は、今の現実の世界から空へ向かって一歩を踏み出すような、小さくもきらびやかな高揚感を感じさせてくれる。
日常の中からワクワクするようなストーリーを生み出して見せてくれるのが、本棚のモヨコの音楽の魅力だろう。
・本棚のモヨコ/僕の漫画を返して!【MUSIC VIDEO】
「宇宙の縮図」のカップリングとして収録された「僕の漫画を返して!」は、ローファイなサウンドといい意味で脱力感のあるアンサンブルが入り混じって魅せる、どこか懐かしいポップソングだ。
子どもの頃の夏の風景を淡く描きながら、「あのとき貸した漫画を返して」と呼びかけるかたちでその思い出を掘り起こす歌詞のストーリーは、日常性の中にドラマを見出す本棚のモヨコらしい世界観を作り上げている。
等身大の甘酸っぱさが感じられる、ジュブナイル的な色合いの強い一曲だ。
・本棚のモヨコ/FUN TIMES【MUSIC VIDEO】
本棚のモヨコの集大成とも言える歌詞集の表題曲「FUN TIMES」では、優しいメロディと淡いサウンドが彼ららしい日常感のある情景を見せながらも、「終わり」というワードを強く連想させて胸を締めつける。
「どうやら青春は終わってしまったみたいだ」「大人はきっと諦めの意味を分かって生きている」「もうここには誰もいないのに」といったひとつひとつの言葉に切ない感情が込められていて、まるで活動休止を控える彼らのエンディングナンバーのような色合いも帯びている。
かつて青春の中を生きていた、全ての大人にダイレクトに刺さる名曲だ。
誰もが共感できる日常の風景の中で、心を揺らすドラマチックなストーリーを描き続けてきた本棚のモヨコ。その活動の一旦の終止符となる2019年12月19日のイベント「NEXT DOORS」では、同世代・同郷である爆弾ジョニーをゲストに迎えてライブが行われる。
他にも活動休止までに多数のライブが予定されているので、公式HPやTwitterからライブ情報をチェックしてぜひ足を運んでみてほしい。
【公式HP】
https://www.hondananomoyoko.com
【Twitter】
https://twitter.com/hondana_moyoko
【リリース情報】
本棚のモヨコ歌詞集 『FUN TIMES』
本棚のモヨコ歌詞集
『FUN TIMES』
本棚のモヨコがこれまでに発表した50曲+1曲の歌詞を一冊の本に。
森脩平(Vo.)の書く、夢と現実を行き来するような気持ちの良い(または気持ちの悪い)世界観を写真やイラストを添えて収録。
また、バンドの結成からメンバー脱退、加入を経て現在に至るまでの歴史を語ったロングインタビューや、友人たちからのコメント「みんなのすきな本棚のモヨコ」、今野裕太郎(Gt.)による4コマ漫画etc… メンバー完全監修の大ボリューム164ページ!
更に、51曲目に当たる新曲「FUN TIMES」の音源ダウンロードコード付き。
本棚のモヨコにとって、これまでのベストと呼べるような作品になりました。
是非一冊、あなたの本棚に。
https://www.hondananomoyoko.com/fun-times-special
【イベント情報】
2019.12.19(木)
本棚のモヨコ presents『NEXT DOORS』
○会場:下北沢BASEMENT BAR
○出演:本棚のモヨコ / 爆弾ジョニー
○時間:OPEN 19:00 / START 19:30
○チケット:前売 ¥2,800 (+1Drink) / 当日 ¥3,300 (+1Drink)
e+(イープラス)、BASEMENT BAR店頭、各バンドメール予約にて発売中。