兵庫県は神戸市出身のシンガーソングライター、優利香。 

専門学校で0から学びながらライブステージに立つようになる。そして2016年、FM802&グランフロント大阪公認アーティストとしても活動の幅を広げ、翌年、初ワンマンライブは130人を動員しSOLDOUT。

翌2017年には「KANA-BOON」や「ヤバイTシャツ屋さん」といった今をときめくアーティストが歴代受賞者に名を連ねる関西最大級音楽コンテスト「eomusicTRY2017」にて、ファイナリスト7組に選出された。応募総数が778組という同大会で7組に選ばれているということが、その音楽性の高さのなによりの証拠だ。

他にも数々のオーディションで爪痕を残し名前を広げ、大阪城野外音楽堂のライブに出演したり、関西テレビにも出演。また自身がボーカルを務めるバンドEurekaの楽曲がJR西日本デイリーサービスネットの企業イメージムービーのタイアップに抜擢など、こちらの活動も注目してもらいたい。

 

音楽的な特徴は、時折少年のようにも聞こえる、無垢で伸びやかな歌声と確立された歌詞の世界観。何かに着色されていないような真っ白な歌声で、小説のような世界観の歌詞を歌い上げる。
ますます活動の幅を広げている彼女は東京、名古屋など地域を広げ去年には東名阪ワンマンツアーも成功させている。
そんな彼女が2020年2月22日に大阪は心斎橋「Music Club JANUS」にてワンマンライブを開催。これまでの集大成として行われるこのライブには、今から注目が集まっている。




・優利香 – 青いクジラ 




「僕は青いクジラ 君の悲しみ全部飲み込んであげる」「僕は青いクジラ 君が泣いてたら僕も苦しい」とクジラのセリフのような歌詞で始まるこの楽曲。誰もが抱える苦しみややりきれない気持ち。いつしか行き場を失ってため込むしかなくなったそんな気持ちを青いクジラが全部飲み込んでくれるというような世界観だ。 

普段生きている中で自分の気持ちをうまく言えない人や、同じ気持ちを持っている人に聞いてもらいたいというこの楽曲こそが、この曲に出てくる青いクジラなのだといえる。聞く人の味方になってくれるようなその歌詞をじっくりと堪能しながら聴きたい一曲だ。




・優利香 – 開花 




力強いピアノバッキングと、芯のある強い歌声が印象的なこの曲。表現されているのは、「今はまだ小さいつぼみだけど、自分という花は枯らさずに絶対に咲かせていこう」という背中を支えてくれるような世界感だ。歌詞の世界観と歌声や全体的な音作りがしっかりとマッチした曲だといえる。 

夢や自分という人間の個性は、年齢を重ねるほどに失われていく。そんな社会の中で、もっと夢や自分という人間を大切にしたいと考えてもがいている人もたくさんいる。この曲はそんな人たちをしっかりと支えてくれることだろう。



聞いていると小説を見た後のような感覚になる優利香の楽曲。その小説はいつだってリアル。主人公は自分に投影できるタイプの人間だ。だからこそ余計に心に響く。 

2月22日に行われるワンマンライブは、2年前に行われたライブと同じ場所で行われる。そこで「これまでよりぐっと飛躍した自分を見に来てほしい」と彼女は語る。大きく成長しているその音楽・世界観にのめり込めに行くならば、そのタイミングがベストだろう。




【公式HP】http://artist.aremond.net/yurikamusic/


【Twitter】https://twitter.com/N14Yrk?s=20


【Instagram】https://www.instagram.com/yurikassw/


【ライブ情報】 

2020/02/22(土) 

優利香ワンマンライブ ~シンクロニシティを繋いで~

@大阪 心斎橋 Music Club JANUS

open/18:30 start/19:00
adv/¥3000 door/¥3500(+1d別)