東京生まれのシンガー、SHELL。
中学卒業と同時にオーストラリアへと留学。現地の高校に3年間通い卒業。卒業後は大学へ入学するも、本気で音楽の道を邁進するために中退。その後はシンガーとしてライブを中心に活動している。ライブハウスでのライブにも当然出演するが、路上ライブの数が特に多いというのが、彼女の特徴の一つだ。
音楽の道を進むきっかけとなったのは、「半分遊びのような気持ちで作った」という楽曲「愛コトバ」だった。楽曲をYouTubeにアップしたところ、それが注目を集め、千代田区の映画祭のテーマソングに抜擢された。
同楽曲はオーストラリアにいた頃、日本が恋しくて書いた曲だという。そんな風に、彼女の音楽には、オーストラリアにいたという経験が色濃く反映されている。オーストラリアに行って、「自分の色を出すのが楽しい」と気づくことが出来て、自分らしく生きていけるようになった。音楽においても、自分を貫きながら自分の色を出していこうと心がけている。2020年3月には、某ラッパーとのコラボでMVを出す予定だ。詳細は3月後半まで明かせないが、この2020年、彼女のさらなる飛躍に期待が高まる。
・SHELL – INDEPENDENT
この楽曲はSHELLの一つのターニングポイントともいえる楽曲だ。この楽曲を出す前にはこの「INDEPEDENT」のMVにも登場する楽曲「あなたへのLove Letter」のように、ポップで可愛らしい楽曲・MVが多かった。しかしこの楽曲やMVはそれらとは圧倒的に毛色が違う。ブラックミュージックの要素をふんだんに孕んだクラブ映えする一曲で、MVもドープな雰囲気だ。
これまでは「可愛らしい方が売れるかな」という思いがあったというが、この曲ではそんな思いを捨てて、自分のやりたいようにやってみたという。だから曲自体も5分で書けた。
これまでは踏ん切りがつかずにできないことも多かったが、大きなイメージチェンジともいえるこの曲をきっかけに、たくさんのことを思い切ることが出来たとのこと。音楽的にも、活動的にも彼女の楽曲群の中で非常に重要な意味を持つ一曲だといえる。
・SHELL – Love yourself @ 三軒茶屋グレープフルーツムーン
2019年8月10日に三軒茶屋グレープフルーツムーンで行われた1stワンマンライブから、楽曲「Love yourself」のライブ映像だ。
Love yourselfは、原曲ではもう少しアップテンポで明るいムードの楽曲だ。歌詞のテーマも≪涙は糧になる/悲しみは強さになる≫≪悔しさはバネになる/辛さが勇気になる≫と、辛いことがあったり誰かに嫌なことを言われたりすることもあるけれど、自分を信じて一歩ずつ進んでいこうという前向きなものだ。
だから全体的に明るいムードが漂っているが、ニューバージョンといえるこちらはよりR&B色の強い、しっとりとした雰囲気に仕上がっている。一人で辛くなってしまったような夜に、寄り添ってくれるような音楽に変貌しているのだ。そんなサウンドのムードに合わせて、声もより太く力強くなっている点にも注目。
また、ディズニーが大好きだという彼女のYouTubeチャンネルには、こうした音楽関連の動画と並行として、ディズニーに関しての以下のような動画もYouTubeにアップされている。
・【Youtube初】ウォルトディズニーイマジニアリング(WDI)で働く人に本音で語ってもらった@東京ディズニーシー《日本語字幕付》
ディズニーの魅力を訪ねると「何回行っても新しい発見があるので、楽しい」ところだと伝えてくれた。
2020年はいろいろな自分を見せていきたいという彼女。
「ブルースやジャズも好き。アコースティックライブもやりたいと思っています。自分の好きなものを全て見せられたらいいなと思っている。」と語るその言葉通り、さらに表現の幅を広げて、いろいろな音を発信してくれることだろう。実際すでに3月にはコラボも控えている。
まずはそんな3月のコラボの情報を待ってみよう。
【読者に一言】
私のファンの方は、中学生から60歳くらいまでいます。
見た目では結構年配の方に嫌われるような、派手な格好をしていますが、音楽を通していろんな年代の方と繋がれていて嬉しいです。
ぜひ一度、実際のライブに足を運んでください。
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