兵庫県神戸出身のシンガーソングライター、直子。

2010年よりシンガーソングライター“直子”としての活動をスタート。


まず始めに曲とワンフレーズが浮かび、そこに歌詞をつけて、

最後にメロディをつけていくというのが基本的な制作スタイル。

寝る前に曲が降りてくることも多い。


これまでに『砂時計』『ウサギストーリー』『ツムギ』

『ホドキ』『照らす』の5枚のCDをリリース。


葛藤したり恋したりと、忙しくも面白い人間の心や日常の一コマ等、

小さなワンシーンを切り取って曲にしている。

聴けば聴くほどクセになる歌詞の世界観と真っ直ぐな歌声で、

ホッと出来る音楽を日々お届け中。




・右肩上がり



たとえば子どもに向けて演奏するような、極めて牧歌的な

雰囲気のピアノサウンドで描かれている楽曲『右肩上がり』。

2015年リリースの作品『ツムギ』収録曲だ。


サウンドは牧歌的ながら、その内容は

≪あぁすっかり運気は右肩下がり≫

≪恋する気力もなくなって あたしの肩は落ちっぱなしだ≫と、

決して明るく元気なものではないといえるだろう。


しかしその牧歌的なムードと、なんともおおらかな雰囲気の歌声によって、

運気を嘆いたり、何もする気が起きないとどんよりしたりしながらも、

そこまで深刻なムードはない。

むしろこれから実際に運気が上がっていくのではないかと思わせてくれる。


人生には、嫌なことや上手くいかないことばかりが

異常なほどに続くことが、往々にしてある。

そんな時に聴きたい1曲だ。きっと少し楽になるはず。



・漂いクラゲ



『ツムギ』と同日リリースとなった作品『ホドキ』に

収録されている楽曲『漂いクラゲ』。

そのタイトル通りクラゲを題材にした1曲だが、

やはり歌われている内容はファンシーなものではない。


≪いざ浮かんで近づけば嫌がるくせに≫

≪僕の何を知ってるというんだい≫と、

どちらかといえばもの悲しい心情を映し出したものとなっている。


それはピアノサウンドにも反映されていて、

波を漂うような浮遊感もありながら、

全体にはどこかほの暗さを感じる。


そんなほの暗さに共感を覚え、

まさに心がほどかれるように感じられる人もたくさんいるだろう。




これまではライブハウスやイベント会場、バーなどでのライブをメインに活動してきたが、

このコロナ禍において「自宅からの配信が多くなった」という彼女。

その分ここから1年の活動については「お客さんがいるライブが理想」だと話す。


また2021年は「シングルのリリースも考えている」とのことなので、

ライブにリリースにと、期待が高まる1年になりそうだ。



【HP】

http://naoko52.com/

 

【Twitter】

https://twitter.com/naoko0502



【リリース情報】

「照らす」

 
1.雨音は拍手
2.ゴキゲントリ
3.キャンドル
 

視聴

https://www.youtube.com/watch?v=2zK-hs6TlmU


通販ページ

http://lastsongs.cart.fc2.com/?ca=17


 

【ライブ情報】
2021/07/28(水)
@大阪心斎橋 歌う魚