繊細なメロディと多彩な詞世界で魅せるシンガーソングライターデュオ、クラウソラス(Claíomh Solais)。 

メンバーはギターボーカルのJunと、ピアノボーカルのYuiのふたり。それぞれソロアーティストとして活動してきた彼女たちは、2014年に現在の前身となるユニット「はなもも」を結成し、翌2015年に「クラウソラス」として正式に活動をスタートした。 
結成1年目の2016年には1st Albumとなる「酸素~Oxygen~」をリリースし、その後も2017年に「不変〜Stable〜」、2019年に「無重力〜Zero G〜」、そして2019年には4th Albumとなる「未知〜Unknown〜」と、1年に1作品ずつ、コンスタントにアルバムを発表。一方で東京・大阪を中心に精力的なライブ活動を展開し、2019年にはUmeda TRADでの《4カ月連続ワンマンライブ》を大成功に収めるなど、各方面で注目度を高めながら前進を続けている。 
そんなクラウソラスの音楽性の特徴は、シンガーとして様々な苦難を乗り越えてきたふたりのバックグラウンドからくり出されるメッセージ性の強い歌詞と、それを包み込む繊細なポップサウンドにある。決して順風満帆とは言えなかったふたりが歩んできたリアルなストーリーは、誰もが生きていく中で経験する葛藤や困難を思い出させ、その心の傷にそっと寄り添ってくれる。 




・「Tokyo」MV/Claíomh Solais〜クラウソラス〜 




3rd Album「無重力~Zero G~」に収録されたクラウソラスの代表曲のひとつ「Tokyo」は、「10年前と10年後と今」という時間の対比を描いたナンバーだという。 

ソロアーティストとしても長く活動し、ユニット結成後も路上ライブを中心に一歩一歩着実に活動を進めてきたクラウソラス。その等身大の人生の軌跡を描き出したこの曲は、誰の記憶の中にもある「自分の歩んできた道のり」をふり返らせてくれる。
2人の過去をリアルに描き出したストーリーソングであり、聴き手に優しく寄り添うメッセージソングでもある一曲だ。




・「ヒカリ」MV/Claíomh Solais〜クラウソラス〜 




「Tokyo」と同じく3rd Albumに収録された「ヒカリ」は、タイトル通り、生きる希望・道しるべになるような光について描いたミディアムナンバーだ。 

自己嫌悪や焦燥、葛藤。そんな負の感情から目をそらさず、それを内包しながら前を向く決意の一曲として響いてくる。
クラウソラスの楽曲の魅力である「タイプの違う2人のボーカルが絡み合って生まれるシンフォニックな響き」。そんな個性がより鮮明にくり出される壮大な一曲として聴いてみてほしい。



ポップかつキャッチーな曲調でありながら、唯一無二のハーモニーとリアルな温度感の詞世界によって、聴き手に忘れられないインパクトを残すクラウソラスの楽曲たち。普遍的なストーリーから生まれる熱量とメッセージ性は、誰もがハッとさせられる一面を持っている。 

自身の「人生」について悩みや迷いを感じたときは、ぜひ彼女たちの曲を聴いてみよう。きっと響くものがあるはずだ。
最新アルバム「未知〜Unknown〜」のタイトル通り、まだ見ぬ場所へと歩みを進めることを今後の目標にしているという彼女たち。そのさらなる躍進に、注目していこう。




【最新MV】


・「未知」MV/Claíomh Solais〜クラウソラス〜 



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