「ダンスとロックの融合」というテーマを掲げ、重厚なメタルサウンドと激しいパフォーマンスを展開するロックバンド、ASURA。
バンド名の由来は戦いの神として知られる「阿修羅」から。東京都内を中心に精力的なライブ活動を展開するASURAは、ヘヴィメタルやハードロック、J-POP、さらにはダンスミュージックなどさまざまな音楽のエッセンスを取り入れ、唯一無二の世界観を築き上げてきた。
メンバーは長唄などの経験も持つボーカリストのAKINA、前身バンド時代からのメンバーであるギタリストのMとダンサーのSAYAKA、新メンバーとして加入したダンサーのAOI、ベーシストのSH∅GO、ドラマーのPePeの計6人。一般的なバンドとは異なりダンサーを擁する独特の編成が大きな特徴となっている。ライブではインパクトのあるバンドサウンドはもちろん、ダンスはジャズヒップホップの要素を基盤にしており、女性視点で書かれた歌詞の世界観をより 分かり易く伝える為に、歌詞に沿った動きを取り入れたダパフォーマンスを展開し、個性を作り上げてきた。
また、ライブ活動と並行してコンスタントに作品リリースも行ってきたASURA。2020年も最新作となるアルバムリリースやワンマンライブなど新たな活動を控えており、国内メタルシーンでますます注目が集まる存在だ。




・Empress / ASURA 




2018年リリースの2nd full album「Eternal」のリード曲「Empress」は、ASURAの代表曲のひとつだ。 

そのサウンドはド直球のヘヴィメタル・ハードロックに仕上がっていて、タイトなドラムと重厚に歪むベース、アグレッシブなフレーズを刻むギターが一体になって魅せる。その中心で響くAKINAのボーカルが、エモーショナルでありながらも繊細さも併せ持っているのが印象的だ。
バンドとしてのアンサンブルの力強さはもちろん、ギターソロとダンサーメンバーによるパフォーマンスの融合など、聴覚と視覚の両方に訴えかける表現も見どころとなっている。ひとつの映像作品として注目してほしい。




・Days/ASURA 2018表参道GROUND


 


「サウンドとダンスの両方で見せる」という表現スタイルが100%発揮されたライブは、ASURAのアーティストとしての真骨頂を体感できる場だ。 

2018年の表参道GROUNDでのライブを収めたこのライブ映像では、その魅力を臨場感をもって体感できる。
アンサンブルの一体感やサウンドの緩急による迫力はもちろん、フロントに立つAKINAの存在感やダンサーたちのパフォーマンスが合わさることで、ビジュアル的にも完成された世界観が生まれているのが分かる。
「100%自分たちの表現ができる環境でライブをやる」という信念を持ち、定期的にワンマンライブも開催しているASURA。そのライブバンドとしての魅力を知るためにも、ぜひ足を運んでみてほしい。




・[新曲]ASURA/Wail of the SIREN 




現体制になって初めて発表された最新曲「Wail of the SIREN」は、よりソリッドに、より攻撃的に進化したサウンドで魅せるキラーチューンに仕上がっている。メタルサウンドの王道を貫きながらも、より爆発的なエモさが感じられるのが特徴だ。 

再始動したASURAのバンドとしての最新形を示す、これからの代表曲としてまず聴いてみよう。



新メンバーを迎えて活動の第2章に入ったASURA。2020年は5月の最新アルバムリリースのほか、同月に渋谷GUILTYでワンマンライブも控えるなど、ますます勢いを増しながら前進している。 

国内メタルシーンで唯一無二の立ち位置を築き、存在感を高め続けるASURAのさらなる躍進に要注目だ。




【公式HP】https://www.asuraofficial.info/


【Twitter】https://twitter.com/ASURA2033