闇から生まれ、大人への反逆を開始した飛べないちきん。そんなテーマを掲げて活動するのが、異色のアイドルグループ「ビビっとちきん」だ。
コンセプトは「茶番ロック」。一目で記憶に残るユニークなグループ名には、大人の都合で染められて面白おかしく商品にされ、飽きられたら捨てられるという「カラーひよこ」をもとに、まるでひよこのように大人に都合よく使い捨てられたアイドルの反逆が始まる……というストーリーが込められている。
そのスタンスを表すように、活動はセルフプロデュースで展開。アーティスト写真からMVまで自分たちで製作するという徹底ぶりで、2017年からインディーズアイドルシーンを駆け抜けてきた。
ピンク担当の夢宮ゆめこ、黄色担当の小栖実まい、青担当の椎名もあの3人でスタートし、都内ライブハウスを中心に精力的に活動。2019年には新メンバーとして紫担当のしもたんが加入し、新体制となってますますパワーアップしながら前進している。
インパクトのある世界観とアグレッシブなライブパフォーマンスによって、現代アイドルシーンの中で確かな注目を集めている存在だ。
・【MV】Shine/ビビっとちきん【公式】
2019年10月にMVが公開されたばかりの新曲「Shine」は、疾走感のあるオルタナティブロックサウンドと耳に残るメロディの裏に、仄暗いストーリーを秘めたショッキングなナンバーだ。
壮大に広がる情景の裏には「自殺」という裏テーマが込められていて、タイトルも
「シャイン」と「死ね」のダブルミーニングとなっている。
壮絶な物語を見せるMVと併せて、目と耳で体感してほしい一作だ。
・【MV】no title/ビビっとちきん【公式】~Short ver.~
色濃いストーリーを描いた「Shine」とは打って変わって、この「no title」は”一切の意味がない”曲となっている。
ラウドなバンドサウンドに乗せて「女子」を連想させるワードがひたすら並べられる詞世界が、抽象的だからこその感情的な盛り上がりを生むキラーチューンとして、ライブでも人気を集めているという。
曲名すら「no title」と題されていて、曲の意味もタイトルも聴き手にゆだねる挑戦的な一曲だ。
・【MV】TiMiD/ビビっとちきん【公式】
「友達以上、恋人未満」の淡い関係を歌う「TiMiD」は、どこかノスタルジックな雰囲気も漂うロックナンバーに仕上がっている。
その歌詞の裏には「前の事務所に捨てられた」という意味も込められていて、「大人の都合で使い捨てられて闇から生まれたちきん」という、グループのテーマも含んでいるのが特徴だ。
ビビっとちきんの初期からの代表曲として、ぜひ聴いてみてほしい。
2019年2月で始動から2周年となるビビっとちきん。12月1日には自身初となるワンマンライブ「1stワンマンライブ @新宿FATE ~カレーは豚肉派~ 」の開催も控えており、新体制でますます勢いを強める彼女たちのさらなる躍進に期待が高まる。
この2年間で自身のやりたいスタイル・やりたい活動を実現させていて、今後はさらに活動の幅を広げるために「タイアップ」「カラオケ配信」などさらなる目標を掲げているという。
12月のワンマンでは「女性入場無料」など新しいファン層を広げる試みもされているので、ビビっとちきんの魅力を最もダイレクトに体感できる「ライブ」にぜひ足を運んでみてほしい。
【公式HP】https://vividchicken.amebaownd.com
【Twitter】https://twitter.com/vividchicken
【公式YouTube】https://www.youtube.com/channel/UCyvN5cZ6uiMYh5BtcPdfPvw
【SoundCloud】https://soundcloud.com/oarscqzwyroj
【公式通販】https://vivichiki.thebase.in/
【イベント情報】
ビビっとちきん 1stワンマンライブ @新宿FATE ~カレーは豚肉派~
2019/12/1(日) @新宿 FATE
前売¥1000+1D
当日券¥1500+1D
女性入場料無料 +1D
OPEN11:00/START11:30
チケット販売中
https://vivichiki.thebase.in/items/22498260