歌にダンスに作詞・作曲、さらにピアノ弾き語りまでもこなす“ダンスシンガーソングライター”、Fujiko。
2011年に1stアルバム「Fujiko Collection」リリースし、以降もリリースにライブ活動、ラヂオきしわだへのレギュラー出演、テレビ出演、プロデュースイベントの開催と精力的に活動を広げてきた。
15歳ごろからダンスをしており、幼い頃から歌手になりたいと思っていたという彼女。磨き続けたダンスや歌唱力への評価も高く、2019年にはミュージカルCOSMOSにてスターシンガー役を演じた。
「挑戦の一年」と意気込むこの2020年には、5月にミュージカル「DREAMER」への出演が決定していたが、コロナウイルス拡大防止の為、来年に延期が決定。
また8月にはリニューアルワンマンライブも開催予定をしていたがこちらも延期になった。
アルバムのリリースは今年のワンマンで発売を予定していたが、発売は年内リリース予定になった。
・Fujiko – I Wish your Dreams come true
タイトルからも分かる通り、歌われている内容は≪どんな時でも君は夢を探してる≫≪出口のない道/さまよって躓いて≫≪そんな姿をそばで見てきた≫と、「愛する人の夢が叶いますように」と支える女性の思いだ。そこには包み込むような愛がたくさん詰めこまれているといえるだろう。
そもそも「愛を伝える」というテーマをもって活動中の彼女。この曲はまさにそんな楽曲だ。
奥行きがあり、懐が深い彼女の歌声を活かしたようなスローテンポのバラード曲で、メロディーの音の入れ方も伸びやかなので、声の響きの良さを堪能できるというのもポイント。
・Fujiko – You Are Hero
R&Bの要素を感じるメロディーが印象的な一曲。特にサビのメロディーは、日本的な耳なじみの良さはありつつも、強くR&Bの香りがするものとなっており、それこそビヨンセなどの本場のノリが感じられる。そうしたメロディーを生み出す作曲センスはもちろんのこと、その雰囲気がきちんと伝わる歌唱ができるという点にも注目だ。
≪You are my hero≫≪あなたの無邪気な笑顔はどんな薬より元気になれる≫と歌う歌詞にはやはり愛が充満しており、聴いていると愛する人を思うような温かい気持ちになる。
サウンド的にも楽しめるし、歌詞の世界観をとっても楽しめる一曲だといえるだろう。
・Fujiko – Show me
先の2曲から一転、ダンサブルな雰囲気に振り切った1曲。
ダンサブルはダンサブルでもクラブでのダンスというよりは、もっとアダルトな雰囲気。いうなれば、クリスティーナ・アギレラ主演の映画「バーレスク」で流れてきてもおかしくなさそうなサウンドだ。
サウンドがそういったサウンドなので、当然歌声にも色気が増す。音の切れ方や上がり方によって、ぐっとセクシーなムードとなっている。
単純に歌唱力があるというだけではなく、こうしたサウンドに合わせる表現力があるということも分かる一曲だ。
現在は事務所を離れフリーで活動中の彼女。
持ち前の歌唱力やダンス、そしてワンマンライブの中にミュージカルの要素やドラマの要素を取り込む企画力という武器もある。今後ますます大きな存在になる可能性も十分持ったアーティストだ。
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【リリース情報】
iTunes配信中
「LOVE Collection」
「FUJIKO Selection 2013」