佐賀県は唐津市出身のシンガーソングライター、森ゆめな。 

普段より「嬉しい」「楽しい」「大好き」といったポジティブなワードを好む彼女は、その歌声や人柄からもハッピーオーラが溢れている。明るく抜けの良い歌声を武器にポップでキャッチーな音楽を奏で、弾けるような笑顔が印象的なライブMCでは、大きな声で観るものを鼓舞する。
本格的に歌を学び、オリジナル楽曲の制作に取り組み始めたのは高校生の頃。それ以降精力的にライブ活動を続け、2016年夏には1stアルバム「夢のセカイ」をリリース。その後、全曲にわたってザ・ビートモーターズのジョニー柳川によるアレンジが施された2ndアルバム「YUMEBAMU」や1stシングル「未来は明るい」をリリースするなど、着実に歩みを進めてきた。
サウンド的にもどんどん洗練されてきて、表現力や声の伸びもより際立ってきている印象を受ける今の彼女。そんな、今まさに脂がのっているといえる森ゆめなに注目だ。




・森ゆめな – キラキラ 




「前向きな言葉しか入れていない」「自分が言われて嬉しい言葉を詰め込んでいます」というこの曲は、そもそもハッピーオーラにあふれている彼女の、ポジティブなエネルギーがさらに凝縮された多幸感でいっぱいの曲だといえるだろう。 

そんな楽曲の持つムードはメロディーにも反映されていて、「oh oh oh」と心を乗せてくれるようなラインや軽やかで伸びやかなサビの音運びには、聴いているだけで思わず笑顔になりそうになる。
サウンドにもアコースティック的な温かさがあり、全体的にとにかく嫌なトゲがない。音作り自体もどこか丸みが感じられ、気持ちよく心地よい気分で聴くことが出来る1曲だ。




・森ゆめな – ジャンジャンジャンプ 




シティポップにも通じるような軽やかな明るさがある一曲。サビではぐっとダンサブルなビートになるので、そこでまた違った角度から身体や気分を持ち上げてくれる。 

この映像からは、「明るくて抜けの良い歌声が持ち味といえる彼女だが、ライブではそれがより特徴的になる」ということが分かるだろう。華やかで存在感抜群の声がガツンと抜けてきて、気持ちが良い。
また冒頭のタイトルコールでの爆発的な明るさやその直後の「みんなそれぞれ代わりがない人間なんだよ。出会ってくれてありがとう。」というMC、そしてとにかくニコニコしながら笑顔で歌うその様には、間違いなく人にプラスのエネルギーを与えてくれるような雰囲気がある。ライブに行ってみたいと思わせてくれる映像だ。



2020年4月現在。状況が状況だけにどうしても世界的に閉塞感が漂う今の社会。そんな時だからこそ、彼女のハッピーオーラを直接浴びてみるというのは大いにアリだろう。 




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