「Make Some Noise」をキャッチコピーとし、どこよりも楽しく沸けるライブを追求するアイドルグループ、Devil ANTHEM.。通称デビアン。
UK HARDCOREやHAPPY HARDCORE、DUBSTEPなどのデジタルサウンドとロック・ポップスを融合させた本格的なサウンドやまっすぐなライブパフォーマンスで注目を集める。
メンバーは「竹越くるみ」、「竹本あいり」、「水野瞳」、「橋本侑芽」、「安藤楓」という5人組編成で、平均年齢16.6歳という若きグループだ。
結成は2014年。翌2015年8月にタワーレコードによるアイドル専門レーベル・youthsource recoedsより「Devil ANTHEM.~キミのハートを征服中」にてデビュー。同年12月には活動1周年記念ワンマンライブを渋谷TSUTAYA O-NESTにて開催。以降も精力的にライブ活動やリリースを続け、2019年12月には渋谷WWW-Xにて活動5周年記念ワンマンライブを開催するなど、着実にステージを駆け上がっている。
この2020年3月にはmini ALBUM「Hang Out With Sound」をリリース。それに伴い東名阪、そして広島を回る“Hang Out With Sound TOUR”も予定されているなど、この2020年注目しておきたいアイドルグループだ。
・Devil ANTHEM./「Fever」LIVE ver. 2019.4.21
グループのプロデュースも行なっているマネージャーに話を聞いたところ「Devil ANTHEM.の中で一番知っていただけている楽曲であり、UKハードコアというジャンルの部分に触れてもらいたいです」というその言葉通り、UKハードコア的な激しさを伴う電子音が全体を支える一曲。そんな本格的なサウンドの中で、サビのメロディーの美しさがひと際目立つ。J-POP好きにも本格EDM好きにも響きうるサウンドだといえるだろう。
また、この楽曲は展開も面白く、サビの後には気持ち長めに間奏がとられており、そのあとでラップが入ってくる。間奏部分もキャッチーなメロディーを奏でるので、インストが苦手な人でも飽きることはないだろう。最後まで楽しめる1曲だ。
・Devil ANTHEM./「絆という羽」MV
こちらの楽曲についても同様に話を聞いたところ「Feverぶりにハードコアの楽曲を制作し、海外のかたに知っていただくきっかけになった曲です」というこの楽曲。その言葉通り、UKハードコア然としたベースが心を持ち上げてくれる1曲でありながら、全体のメロディーの耳なじみの良さに驚かされる。最初から最後までメロディーがポップでキャッチー。メロディーだけ取れば王道J-POPのそれだといえる。しかしサウンドは本格的なUKハードコアサウンドなので、それをうまくまとめているバランス感に驚かされる。
日本の音楽の良さと海外の音楽の良さを同時に感じられる楽曲なので、海外の人に知ってもらうきっかけとなったというのも納得できる。
・Devil ANTHEM./「①②③④⑤」LIVE ver.
「ミニアルバムの中の1曲であり、バンドサウンドに仕上がっており、タイトルの数字はメンバーのマイクナンバーを表現している」というコメントからも分かる通り、4つ打ちでダンサブルな雰囲気はあるものの、先の2曲と比べるとぐっとロックなサウンドとなっているこの曲。2020年3月18日にリリースされたミニアルバム「Hang Out With Sound」の1曲目に収録されている。
サウンドと呼応するようにメロディーや歌声も力強くなっているので、デジタルサウンド色の強い楽曲とはまた違う魅力を感じることが出来るだろう。また映像からも分かる通り、もちろんライブパフォーマンスにも熱いものが見て取れる。ライブ映えも抜群の1曲だ。
“Hang Out With Sound TOUR”は6月6日に名古屋公演からスタート予定。それから6月13日に大阪公演、7月18日に東京公演を行い、最終は8月8日の広島公演となっている。
さらに6月26日にはDevil ANTHEM.の魅力がたっぷりと詰まった公式ガイドブックが発売予定。メンバーインタビューに、スタッフや関係者らの証言などが掲載されるこのガイドブックを見れば、ますます彼女たちの魅力を発見することが出来るだろう。
そんなガイドブックの発売やツアーが控えているこの2020年のDevil ANTHEM.からは、やはり目が離せない。
【Twitter】https://twitter.com/devilanthem?s=20
【YouTube】https://www.youtube.com/channel/UCCMaQwo3lfW1NHe9oQKmBCQ