ボカロP、絵師、そしてTwitterでの「推しの布教」と、インターネット上のポップカルチャー内で自由な活動をくり広げるクリエイター、きさら。 

ボカロPとしては2018年から活動しているというきさらは、ボカロの魅力を前面に押し出した多彩な楽曲で支持を広げてきた。絵師としてのテクニックや表現力を活かし、多くの動画でアートワークも自ら手がけるなど、独自の世界観を作り上げている。

また、SNS上でもボカロをはじめとしたネット音楽シーンのクリエイターと交流したり、イラストを投稿したりと、自由に活動しているきさら。クリエイター自身が心からボカロカルチャー楽しんでいるのが伝わってくるのも魅力のひとつだ。

YouTubeやニコニコ動画では、オリジナル楽曲はもちろん、ボカロに喋らせるトークロイド動画も多数投稿。その作品の中でも代表作として知られているものを紹介していこう。




・レゾナル / 鳴花ヒメ&ミコト



 

きさらのボカロPとしての代表曲が、2019年7月に投稿された「レゾナル」。2人組ボーカロイドの鳴花ヒメ・ミコトが歌唱を手がけるこの曲は、明るいヒメとハスキーなミコトの歌声の魅力が発揮されたキュートなポップチューンに仕上がっている。 

キャッチーなメロディやポジティブな詞世界を支える、軽快なアンサンブルも注目ポイントのひとつ。吹奏楽部出身で楽曲に鍵盤打楽器をよく取り入れるというきさらだが、この曲でもそんな個性がしっかり表現されている。

きさらの世界観をダイレクトに体感できるナンバーとしてまず聴いてみてほしい。




・クグツアソビ / 鳴花ミコト 




「レゾナル」とはまた違ったかたちできさらの音楽世界を表現しているのが、2020年4月に投稿された「クグツアソビ」だ。 

楽曲テーマは「あやつり人形」。仄暗くシアトリカルなサウンドの中で、まるで物語のような詞世界が描かれるのが魅力となっている。ダークな雰囲気を纏いながら、サビではしっかりと耳に残るキャッチーなメロディワークが展開されるのも印象的だ。

持ち味である多彩な楽器を取り入れたアンサンブルがこの曲でも展開されているので、音と詞が生み出す世界観にじっくりと浸りながら聴いてみよう。



音楽とイラストの両方で自身の個性を発揮して、ボカロシーンの中で存在感を見せてきたきさら。 

多彩で遊び心あふれる作品を公開してきたきさらが、今後どんなかたちで新しい世界観を見せてくれるのか楽しみだ。

ぜひYouTubeやニコニコ動画、Twitterのアカウントをフォロー/登録して、新作動画に注目してみてほしい。




【公式HP】

https://kisarandrychuck.wixsite.com/kisalaundry


【Twitter】

https://twitter.com/kisalaundry


【YouTube】

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【ニコニコ動画】

https://www.nicovideo.jp/user/78626571/mylist