「歌」を軸にした音楽世界で独自のストーリーを描くバンド、セカイイチ。

現在のメンバーはVo.岩崎慧とDr.吉澤響、Gt.中内正之の3人。2003年に大阪で始動した彼らは、2004年には拠点を東京に移し、2005年にはシングル「石コロブ」でメジャーデビューを果たすなど、2000年代半ばからの邦楽ロックシーンで存在感を示してきた。
これまでに8枚のアルバム、3枚のミニアルバム、9枚のシングルをリリースし、ハイペースに作品を発表。一方でツアーやワンマンライブの開催、全国各地のフェスイベントへの出演など、生粋のライブバンドとしても活動を続けている。普遍的なメロディと自由なアプローチで唯一無二の音像を築き、世代を問わず音楽ファンから根強い支持を集める存在だ。
2014年には自主レーベル「Anaheim Records」を設立し、完全セルフプロデュースでより自由な活動を展開。2020年にはメジャーデビュー15周年を迎えるなど、バンド独自の表現を追求しながら着実に歩みを進めている。




・Grave of Music 




2016年リリースの8thアルバム「Round Table」。そのリード曲となった「Grave of Music」は、近年のセカイイチの音楽性を代表するようなグルーヴィーなファンクロックナンバーだ。 

タイトなリズムワークと軽快なカッティング、Vo.岩崎による繊細かつエモーショナルな響きのボーカルが一体になって、極上のグッドミュージックを作り出している。
思わず体を揺らしてそのグルーヴに身を委ねたくなるような、中毒性の高いキラーチューンとして必聴だ。




・バンドマン 




バンドでの表現にこだわりを持って上質なアンサンブルを追求しながら、その軸として常に「歌」を置いてきた彼ら。そんなスタイルをより前面に押し出した楽曲「バンドマン」は、夢を追う全ての人々へのメッセージを飾らない言葉で歌い上げたミディアムナンバーだ。 

柔らかくミニマルにまとまって完成されたサウンド。歌詞の一言ひとことを噛みしめるように響くボーカル。奇をてらわないシンプルかつストレートな曲だからこそ、聴き手を選ばず訴えかけてくる魅力がある。そっと背中を押してくれる名曲として聴いてほしい。




・Draw a Line 




最新作として2020年5月に発表された配信シングル「Draw a Line」は、「今このときでしか鳴らしえなかったサウンド」楽曲だという。 

新型コロナウイルスによる影響で当初予定されていたスタジオレコーディングが断念され、そんな中でもリモートワークによって楽曲を制作。アレンジからプレイまでこのスタイルで完結され、予定とは全く違うかたちの楽曲へと仕上がったという。
心地良く響くファンクサウンドと優しいメロディが、聴き手に安らぎを感じさせてくれるようなナンバーだ。



「歌を届ける」という不動のコンセプトを持ちながら、自分たちのグッドミュージックを追求し続けるセカイイチ。 

ライブハウスシーンからインターネット上まで幅広く活動を展開し、バンドのみならずメンバー個々人でも活躍の場を広げている彼らの音楽が、これからどんな進化を見せてくれるのかますます期待が高まる。
その活動の最新情報は、公式HPやSNSからチェックしていこう。




【公式HP】https://www.sekaiichi.jp/


【Twitter】https://twitter.com/sekaiichi_crew


【リリース情報】 

配信シングル「Draw a Line」
2020/05/01 Release