2010年に結成されたロックバンド、ANGRY FROG REBIRTH。

2012年に1stミニアルバム「MUSIK」をリリースすると、ノンプロモーションでいきなり1万枚近い出荷を達成。その後10-FEETやMAN WITH A MISSIONなどといった名だたるバンドとライブを重ねながら着実にその音が届く範囲を広げ、2014年には「ROCK IN JAPAN FES」に出演。翌2015年には同フェス「WING TENT」のトリを務めるなど、高く評価されてきた。そんな順風満帆に見えた彼らだったが、2016年末にボーカル・ギターの池田以外のメンバーが脱退し、活動休止に。
その後「なんとかもう一度ANGRY FROG REBIRTHをやりたい」という思いでメンバー探しに奔走。ついに3年間の沈黙を破り、昨年2019年12月31日に「FUCKI’N ON JAPAN FES19.20」に出演。活動を再開するに至った。
1月にはミニアルバム「Dancing Brave」をリリース。それに伴い2月には渋谷CYCLONEにおいて300人を動員したリリースパーティーを開催。以降は、3年という長い沈黙の反動を見せるかのように勢力的にライブを行い、高い熱量でその音を届けている最中だ。




・ANGRY FROG REBIRTH - Dancing Brave 




1月にリリースされたミニアルバム「Dancing Brave」の表題曲となっている1曲。 

ANGRY FROG REBIRTHの再始動にあたりボーカル・ギターの池田は「昔のアングリーを知っている人からするとこんなのアングリーじゃないって言う人が多いと思います」というコメントを残していた。確かにANGRY FROG REBIRTHの特徴の一つともいえるスクリーモ感はそこまで強くはない。しかし鳴らされている音の雰囲気やメロディーは紛れもなく同バンドのそれだ。
ANGRY FROG REBIRTHらしさは残しつつ、さらに新しいムードに進化したといえるだろう。そんな新しい風をしっかりと感じることが出来る1曲。




・ANGRY FROG REBIRTH - in my head (studio video) 




同じくミニアルバム「Dancing Brave」収録曲。 

軽やかさと重さのバランスが気持ち良い楽曲で、エモさや重さがある一方、スカパンクに通じるような小気味いい音を鳴らすパートも多く。音楽的な素養の深さを感じる楽曲となっている。
また単純にこの楽曲はメロディーの美しさも印象的。疾走感あるサウンドの中で、終始思わず歌いなくなるような気持ちの良いメロディーを奏でている。幅広い人に刺さる要素のある1曲だといえるだろう。



2020年5月時点では、新型コロナウイルスの影響でなかなか活動が難しくなっている。 

しかし、もちろんその時の情勢を見ながらではあるが、ライブ活動を再開していく予定。
待望の活動再開を果たし、いざ前を向いて進んでいこうとしている彼らのこれからに、注目だ。




【HP】https://www.angryfrogrebirth.info/


【Twitter】https://twitter.com/AFR_official


【Instagram】 https://www.instagram.com/angryfrogrebirth/