ガールズロックバンド、Blue*NatioN。
メンバーは、Vo./Gt.ゆー、Ba.サトミ(休止中)、Dr.アメチというスリーピース編成。
バンド名にある“Blue”には“青春”という意味合いが込められており、
鳴らすサウンドや描く世界観は青春甘酸っぱ系。
何歳になっても青春だぞという想いを込めて鳴らす、そんな青春感が一つの魅力。
2018年に結成すると、これまでに3作のミニアルバムをリリース。
2021年1月1日より3枚目のミニアルバム『#3(ナンバースリー)』もサブスク解禁されている。
・【MV】だって女の子だもん/Blue*NatioN
メンバーチェンジを経た後、一曲目に制作した楽曲『だって女の子だもん』。
2ndミニアルバム『#Bluestagram』に収録されている。
「女性に聞いて欲しい」と話す楽曲であり、「インスタ映え戦争とか疲れるよね」
「女の子同士は大変だけど頑張ってる」という想いや、「女の子はかわいいって言われると可愛くなる」
「好きな人にはかわいいって言われたい」と想いを、突き抜けたキャッチーさをもって鳴らす。
サウンドからメロディーラインからとにかくポップでキャッチーだが、それを突き抜けたものにしているのは
≪だってだって≫≪もっともっと≫とシンガロングできそうなコーラスパートだろう。
「TikTokで楽曲の振り付けを女子高生に使われる」というのも納得できる、テンションの上がる楽曲だ。
自分たちの代表曲であり、唯一MVが付いている作品というのも納得できる。
・平行線 / Blue*NatioN
届きそうで届かない思いを描く片思いソング『平行線』。
≪いつになったら君に伝えられるんだろう≫と歌う冒頭から、
伝えられないモヤモヤを描く1曲であることが伝わる。
そんな世界観は間違いなく切なさの溢れるものだが、
メロディーラインがキャッチーで、バンドサウンドもどこかダンサブルな仕上がり。
サビやギターソロ、ベースソロ時の跳ね感は特にダンサブルだ。
切なさを、そんなダンサブルでポップなサウンド感で
調和しているというのがこの楽曲のポイントだろう。
ライブでの盛り上がりも容易に想像でき、実際このライブ映像からも、
観客がのっていることが見て取れる。
・君恋中毒 / Blue*NatioN Live at 渋谷TSUTAYA O-Nest 2020.1.28
3rdミニアルバム『#3』に収録されている楽曲『君恋中毒』。
冒頭、観客を盛り上げているところからも分かる通り、
この楽曲もまたパワフルで明るいサウンド感の1曲。
しかし描かれているのは“未読スルー”されてる想いだ。
「通知が来た時についつい確認しちゃうけど返事こない。
なぜなぜなぜなの?私に興味がないのかな?」
という切ない想いを描いている。
真っ直ぐなバンドサウンドや明るいメロディーライン、
そして何より手拍子を求めて一体感を作り上げるその姿には、
「ライブを楽しんでもらいたい」という彼女たちの姿勢が色濃く反映されている。
「ライブの締めにやることが多い」というこの楽曲は、
聴くものに大盛り上がりの余韻を残してくれることだろう。
「年末には流通盤のフルアルバムをリリースしたい。
今までは物販やオンラインストアでの購入形式(自主販売)だったから、
バンド史上一番大きな作品となる」と話す。
「“日常に寄り添えるような作品”というコンセプトを掲げ、お茶の間感を目指している。
いつもあなたのそばにいるよっていう感じの作品にしたい」
と、そのコンセプトも明かしてくれたので、さらに期待は高まってしまう。
そんな新作の続報は、Twitterなどをチェックしながら追いかけていこう。
【Official Site】
【Twitter】
https://twitter.com/Blue_NatioN0516
【YouTube】
https://www.youtube.com/c/BlueNatioN_offitial