子どもの頃からピアノやバンドに親しんできた彼は、20歳で単身渡米してロサンゼルスで音楽を学び、帰国後は日本での本格的な音楽活動をスタート、2006年にミニアルバム「Key of Life」で全国デビューを果たしている。
自身のアーティストとしての活動はもちろん、平井堅やSuperflyといったメジャーアーティストのバックコーラスとしても活躍してきた彼。ディレクターやサウンドエンジニアとしてもメジャーレーベルの作品に携わり、またイベント企画やプロデュースでも実力を発揮するなど、多方面で実績を積み重ねてきた。
そんな伊沢ビンコウの最大の魅力は、センスと経験に裏打ちされた確かな歌唱力と、ストーリー性豊かな楽曲の数々にある。パワフルな中にも透明感を兼ね備えた歌声が、あざやかな情景を描くことで多くの観客をその世界に惹き込んできた。
クスっと笑える親しみやすいMCも含めたライブ全体が、ひとつのステージ「イザワールド」として完成されている。
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伊沢ビンコウの代表曲のひとつ「マジックアワー」は、王道のピアノサウンドと叙情的なメロディが光る個性的なナンバーだ。
まず聴き入ってしまうのがその圧倒的な歌唱力だろう。伸びやかな歌声には清涼感と大人の色気が含まれていて、ダイレクトに心に響いてくる力強さがある。
繊細かつ芯のあるタッチで鳴らされるピアノや、リズム隊のアンサンブルがその歌を最大限に引き立てていて、あざやかな情景を見せる。
光あるところには必ず影がある、誰もが抱えるその明暗に惑わされることなく、等身大の自分の姿を見失わないでという普遍的な詞世界も相まって、懐かしさの中に心温かな感動を感じられる一曲だ。
・デビュー12周年単独公演「It's The Key」ダイジェスト
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伊沢ビンコウによるワンマンライブ「It's The Key」。2018年にフルバンド編成で行われたこのライブの映像では、彼の世界観を壮大なサウンドで体感できる。
ひと月に平均20本前後のステージを精力的に続けてきた彼の実力・魅力が分かる映像だ。
さまざまなスタイルで音楽シーンを牽引してきた伊沢ビンコウ、近年はソロアーティストとしての活動がこれまで以上に充実して注目を集め、その名は年々表舞台でも着実に知られつつある。
フロントマンであることにこだわり続け、毎月のワンマンライブは4年目に突入、"継続は力なり"を実践しながらも、一方では2019年2月に渋谷の大型ライブスペースduo MUSIC EXCHANGEでの”前代未聞”の無料ワンマンライブも満員で大成功させるなど、常に新しいこと、ワクワクすることを提案し続ける生粋のライブミュージシャンであり、アイディアマンでもある。
その渋谷duo無料ワンマンライブについて、普段から交流のあるアーティスト達から届いたコメントを紹介していきたいと思う。
▼Hama(ピアノボーカルグループPsalmリーダー)
https://www.psalm-web.com
出会ってからずっと僕らの前を歩き続ける伊沢ビンコウ、duo MUSIC EXCHANGEでも”入場無料”のデカ箱ライブをやってのけてしまった。
周りの人は「それは難しいんじゃない?」なんて言うわけです、僕も含め。でも常にアイデアを出し続ける彼にとっては蛇足でしかないのです、そんな言葉は。
その日のサポートミュージシャンに名を連ねる超一流のメンバーが「今日入場無料なの?俺らのギャラ出るのかな?笑」と談笑しながらリハーサルをすすめる風景は、来てくれたオーディエンスだけじゃなく、彼の周りのアーティスト、ミュージシャンにもいつも刺激的で魅力的だと言うことを証明しているんです。
伊沢御大、お体に気をつけて進み続けてください。僕らの一歩前を。
▼大野瞬(ピアノシンガーソングライター/プロデューサー)
http://shunohno.net
渋谷duoでの無料ワンマンライブ、最初にやると聞いた時は少し驚きましたが、(この人はまた面白いこと考えちゃったな)と内心ニヤリとしたのを覚えてます(笑)。
「ゲストとして力を貸してほしい」というお誘いをいただき、自分の歌も歌わせてもらい、ピアノサポートとしても参加させていただく中で、あの場所に集まった人達は「無料だから来た」のではなく、「渋谷duoでの伊沢ビンコウを観るため」に集まったのだと確かに感じました。
大先輩なのにいつも僕らの隣に寄り添っていてくれる、それでいて先導を切って面白いことをやらかしてくれる、これからも伊沢ビンコウにはそんな存在でいてほしいです
▼宮田涼一(レディオサイエンス Vocal/Guitar)
http://www.radioscience.jp
ライブのチケットはアーティストとお客さんの“待ち合わせの場所への切符”だ。
今回その切符無しでビンコウさんはお客さんと繋がり、素敵なところへ連れて行ってくれた。
『無料のライブ』、音が鳴った瞬間から誰一人としてそんなことを考えていなかったと思う。アーティストとお客さんが作る最高の時間だった。
ただミュージシャンを生業とする身から最後にひとつ言わせていただきたい。こんなこともうしないで下さい(笑)。
▼祝迫健太郎(レディオサイエンス Piano/Keyboard)
http://www.radioscience.jp
渋谷duoでまさかの招待ライブ、告知を目にした時は「ビンコウさん」太っ腹!って思ってましたが、会場入る時は俺までドキドキしてました(笑)。
ライブ始まるとすぐに会場が温かく一つになって。
そして洋楽ピアノポップス独特のコード進行が随所にフワッと入ってくるのが俺はたまらなく好きで(笑)!
この後コードここいくんや!裏切りますねービンさん!みたいな!
これからももっともっとお客さんやアーティスト仲間も惹きつけていくんだなと。
ビンコウさんの覚悟を見たライブでございました。
兄さんこれからもよろしくお願いします。
▼原口誠(ピアノシンガーソングライター)
https://makoto-h.jimdo.com
満員御礼のduo、開演した時点で成功といえるものでしたが…さらにその上で改めて伊沢ビンコウというアーティストの歌唱、演奏、楽曲のクオリティの高さを魅せつける素晴らしいステージ。
そう簡単に観られるものではない特別な空間でした。参加出来てとても光栄でした!
▼平岡優也(ピアノシンガーソングライター)
https://hiraokayuya.jimdo.com
ピアノマンとしても人としても、沢山の人から愛され続けているビンコウさんの楽曲一つ一つには、心の奥から温めてくれる温もりがあります!僕の大好きな先輩です!!
2019年下半期は7月7日のバースデー単独公演を皮切りに、新たな挑戦に向けての準備も着々と進めている。
まずはライブ会場に足を運んで、その圧倒的な表現力を体感してみてほしい。
伊沢ビンコウの最新情報は、公式HPやSNSから要チェックだ。