インディーズ音楽シーンや同人音楽シーンを中心に活動する音楽ユニット、NanosizeMir(ナノサイズミール)。

ボーカリストの水谷瑠奈とコンポーザー/アレンジャーの塚越雄一朗の2人から成るNanosizeMirは、2007年の結成以降、数多くの作品を発表しながらその世界観を展開してきた。その音楽性はポップミュージックを軸にプログレッシブロックや民族音楽などさまざまなジャンルのエッセンスを取り入れ、王道の中にもユニークな個性を持った音像で支持を集めている。

ゲーム/アニメ「Rewrite」シリーズの主題歌を手がけるなど、その活躍は同人音楽シーンのみならず商業音楽シーンにも拡大。メンバー各自でもシンガーや作曲家としてさまざまな作品に参加しており、アニメソングやゲームミュージック界を中心に確かな実績を重ねてきた。

ユニット名はNanosize=「小さな」とMir=「世界」から。ポップカルチャーシーンにおいて、独自の立ち位置をもって表現を続けている存在だ。




・小さなせかい

 

NanosizeMirの代表曲のひとつ「小さなせかい」は、疾走感と力強さの中にも繊細な響きが感じられるポップロックナンバーだ。

Vo.水谷瑠奈によるエモーショナルな歌唱はもちろん、そこに絡み合うコーラスワークと緻密な音像が一体になることで、感傷的かつメランコリックな雰囲気を生み出している。

緩急のついた曲展開も合わさって、ダイナミックに見せる一曲だ。




・フリッパー 


こちらもNanosizeMirの代表曲「フリッパー」。ロックビートとデジタルサウンドが融合して見せるサウンドが最大の注目ポイントで、ユニットとしての持ち味であるキャッチーさとスピーディーで前衛的なニュアンスが一体になり、大きなインパクトを生み出している。

それをより鮮やかにする、独特の和声進行も見どころのひとつ。クリエイターとしての彼らの表現力を存分に体感させてくれるナンバーとして必聴だ。




・闇の彼方へ 


ゲーム「Rewrite(Key)」のエンディング曲にもなった「闇の彼方へ」は、ファンク系の4リズムアレンジを基調としたミディアムナンバーだ。グルーヴィーな曲調にコーラスやストリングスなどのサウンドが加わることで、どこかレトロでノスタルジックで、温かみのある音像が描き出されている。

巧みで緻密で、なおかつ壮大でエモーショナルにも聴かせてくれるのが魅力だ。




今後もメンバーが歌唱やアレンジを手がけたゲーム作品リリース、イベント出演など、要注目の活動を控えているNanosizeMir。同人音楽という、日本のポップカルチャーにおける重要シーンで活躍を続ける彼らが、これからどんな音楽を見せてくれるのかますます期待が高まる。

「NanosizeMirの一面を捨てずに、新しい一面を出していきたい」と語る彼ら。そのさらなる進化に、今後も要注目だ。



【公式HP】http://nanosizemir.com/

【水谷Twitter】https://twitter.com/runachi

【塚越Twitter】https://twitter.com/Tsukagoshi


【リリース情報】

『NanosizeMir The Best』

ユニット初のベストアルバム、全国CDショップや通販サイトにて発売中

http://nanosizemir.com/cds02/index.html



【リリース情報】

PCゲーム『Summer Pockets REFLECTION BLUE/Key』

発売日:2020年6月26日(金)

塚越雄一朗(主題歌「アスタロア」編曲)

水谷瑠奈(新挿入歌「夏の砂時計」歌唱、追加BGMコーラス)

https://key.visualarts.gr.jp/summer_rb/