夜をうたうシンガーソングライター、観月。 

ノスタルジックなサウンドと歌声が古き良きフォークソングを思わせ、まさしく夜に一人で聴きたくなるような、人生と密接した音楽を奏でる。揺れる歌声から伝わってくる感情の強さも魅力の一つだ。

大学入学を機にライブ活動を始め、2016年3月には「The10th Music revolution in 北海道」 にて優秀賞受賞。同年9月には「The Area circuit in 北海道」でもグランプリを受賞。さらに12月には北海道テレビの番組「平岸我楽多団」内の企画“ハタチのキロク”にて楽曲がテーマ曲に採用。2019年9月にもテレビ北海道制作著作の番組「青春サラブレッド~北海道静内農業高校の夏~」の挿入歌に楽曲が使われるなど、評価は高い。

詩を書く際のこだわりは「映像が浮かぶようにすること」。元々V系やミステリー系の小説が好きだったといい、そういうところからの影響もあるであろう歌詞は、「入り込んでしまう」と定評がある。

「いろんな人がいる世の中で本音を言えない人たちに曲を届けたい」「自分よりも相手に音楽を残せられるように活動したい」という思いで活動中の、注目のシンガーソングライターだ。




・【PV】海猫/観月【弾き語り/オリジナル】 




ノスタルジックなアコースティックギターに乗せて≪わたしは海猫ひとりきり≫≪泣いて叫んでは泣きじゃくるのが似合い≫≪わたしは遠い海を忘れて≫≪都会の海の上でただよってる≫と、まるで古い映画やドラマのワンシーンのような情景を歌っているこの楽曲。 

そのサウンドも歌詞も、そして歌声も、聴いていると60年代や70年代にいるような気持ちになるほどトリップ感が高い。

音や歌詞、歌声を含めて、この世界観は、たとえば中島みゆきや山崎ハコなどのサウンドが好きな人には間違いなくドンピシャだろう。




・【PV】夜半坊/観月【オリジナル】studio ver. 




≪出来ることならば何もかも忘れて眠りにつきたい≫≪明日の日差しがこんなにも こんなにも怖い夜だから≫と、まさしく“夜をうたう”この楽曲。色々な悩みや苦しみに襲われなかなか眠れない夜のサウンドトラックだ。 

サウンドはやはりアコースティックギターで彩られた古き良きフォークサウンド。それだけ聴くと力弱いサウンドを想像するかもしれないが、この楽曲のサウンドは穏やかでありながらもどこか力強い。

眠れても眠れなくても等しく明日は来てしまう。この楽曲の力強さは、そんな風に訪れる明日に負けないために、自分を整えてくれる。




・観月/ひとりたち(オリジナル) 




レトロでノスタルジックなフォークサウンドと揺れる歌声はしっかりと堪能できるが、この楽曲は全体的に、特にメロディックな仕上がりになっているのが印象的。中でもサビの伸びやかなメロディーは、誰の耳にも気持ちよく響くはずだ。 

こちらはアコースティックギターだけではなく、ドラムやベース、ピアノなどもプラスされたバンドサウンドによる彩りが添えられているが、それらも必要最低限。それが、この楽曲のメロディーの強さや雰囲気の良さを証明しているといえるだろう。

“ひとりたち”の心に響く歌詞とそんなメロディーの強さ、雰囲気の良さを味わいながら聴き込みたい1曲。



この2020年は2月以降ライブをしていなかったというが、6月からようやく少しずつライブを再開していく予定。月に2回程度は入れていく予定とのことなので、是非直接足を運んで、その個性ある音楽・世界観を堪能してほしい。 

さらに3月のリリースに続いて、今年はまだCDをリリース予定だというので、そちらも楽しみに待っておこう。




【Twitter】

https://twitter.com/m__i_z_u_k__i?s=20


【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UCMTzHc6_bU5PBybAjxsaTYw