1996年、北海道札幌市に生まれたUnlieSky(アンリースカイ)。本職はプログラマーという異色の音楽家だ。


2歳からクラシックピアノを習い始め、各種クラシックピアノのコンクールで全国大会に出場し入賞。ソロリサイタルの開催など、クラシックでの活動を中心に行ってきたが、大学在学中にロック音楽の分野にも進出し、以降作曲活動や、札幌を中心としたライブ活動にも取り組んでいる。

また、YouTubeではロックを中心とした有名曲のピアノアレンジの演奏動画や、オリジナル曲をアップ。

https://unliesky.jp/profile/

制作面では、ピアノの演奏と歌唱で、クラシックを取り入れたファンタジー系の楽曲が中心。ピアノと歌の二刀流を目指しているという。

現在の主な活動は、クラシックピアノのコンサートと、キーボード弾き語りによるライブ。名前をそれぞれ使い分けたりはせず、どちらも自身の一部でありながらそれぞれ別のテイストとして活動している。

UnlieSkyと命名した後、どうしても自作曲を発表したいという気持ちがあり、それを聞いてもらうきっかけとして「弾いてみた動画」の投稿を開始。ストリートピアノが話題になる前だったが、その後ブームが到来し、一気に再生数と登録者数が伸びた。

特にバズったのは、YouTubeの広告で流れる無名のBGMを弾いたショート動画。これで一気に登録者数4万人を超え、YouTubeの「急上昇クリエイター」に選出された。

UnlieSkyの夢は、自分の曲を携えて、全国を渡り歩くこと。現在、配信活動はYouTubeで行っているが、今後はTikTokでの配信も検討している。



・【ピアノアレンジ】Flower Dance DJ OKAWARI



楽曲「Flower Dance」のピアノアレンジ動画。再生ボタンを押すと、心地よい音色が流れ、心が洗われるような気分になる。

UnlieSkyは本格的に楽譜を作り、「Flower Dance」のピアノアレンジを実施。並外れた表現力とテクニックが詰め込まれた動画が完成した。

「原曲の雰囲気をできるだけ再現して、UnlieSkyならではのテクニックも詰め込んだアレンジになっています」とポイントを教えてくれたUnlieSky。ぜひゆったりとした気持ちで演奏を楽しんで欲しい。


・小さなキセキ UnlieSky



UnlieSkyが幻想的な雰囲気を目指して作ったオリジナル曲「小さなキセキ」。ゆったりとしたテンポと魅力的な歌詞が印象的な楽曲だ。

UnlieSkyはこの楽曲について、「この世の中はキセキとキセキの連続で、出会えた事がキセキなんだ、というメッセージを込めて作った」と話してくれた。ポイントは、中間部分の歌のないピアノソロのパートとのことだ。

クラシックとオリジナル楽曲は別チャンネルで展開中。ベースにクラシックがあるゲーム音楽や壮大な世界観を好むUnlieSkyの楽曲を、存分に楽しんで欲しい。

・セレクト UnlieSky



繊細なピアノの音色と優しい歌声が楽しめる楽曲「セレクト」。UnlieSkyの魅力がギュっと詰まった作品となっている。

楽曲のポイントについて、「2番サビ終わりからのピアノソロとその後」と話してくれたUnlieSky。躍動感のあるピアノと音の広がりがとても心地よい。

本楽曲のMVは、AIで作った絵と動画編集で制作されている。「より伝えたいことが伝わるように」と試行錯誤を繰り返して生み出された作品になっているため、ぜひ目と耳で何度も楽しんでいただきたい。



今後について聞いてみると、「人気のストリートピアノをきっかけに、ぜひ自身のオリジナルソングも聞いてもらいたい」と話してくれたUnlieSky。ぜひライブに足を運んで、生の音楽も楽しんで欲しいとのことだ。

UnlieSkyの夢は、もっと大きく有名な会場で演奏すること。繊細で美しいピアノと柔らかな歌声で、きっと道を切り拓いていくことだろう。