巧みなギタープレイでインターネット上を中心に注目を集めるギタリスト、ささきさくら。

弱冠20歳でフリーのギタリストとして活動する彼女は、YouTubeなどへの演奏動画の投稿やスタジオミュージシャン・ライブミュージシャンとしてのサポートなどを重ね、既に邦楽シーンの中で大きく知名度を広げている。


活動開始は2019年4月。YouTubeに『ヤバイTシャツ屋さん「ヤバみ」ギター 弾いてみた』を投稿したことから自身のYouTubeチャンネルの運営をスタートし、続いて投稿した動画『BOØWY「MARIONETTE」ギター 弾いてみた』が現在までに180万再生を突破するスマッシュヒットを記録した。 

もともと父親がBOØWY世代で、自身もそうしたロックを聴いて育ち、小学5年生の頃からギターを始めたというささきさくら。YouTubeでカバーしている曲もRed Hot Chili PeppersやB’z、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTなどが中心で、アグレッシブなサウンドを鳴らしている。
ミューズ音楽院のプレイヤー科でギターを専攻したという経歴も持ち、確かなテクニックと力強いプレイング、凛とした佇まいで存在感を発揮。若い音楽ファンからベテラン世代のロックマニアまで、幅広い層の支持を集めるギタリストだ。


https://www.youtube.com/channel/UCTKpxu7em7Yr_-bKPr0rCVA

こちらがささきさくらのYouTubeチャンネル。チャンネル登録者数は40,000人を突破、総再生回数も460万回を突破しており、現在進行形で増加している。 


YouTubeへの投稿を始めて数か月後にはギタリストとして仕事の依頼をもらい、本格的にプロとして活動を開始したというささきさくら。代表的な実績としては「艦隊これくしょん-艦これ-」関連のイベントやレコーディングへの参加が広く知られており、他にもギターメーカー「MD Guitars」でモデルを務めるなど、多方面で活躍している。 

一方で、YouTubeでの活動も今後継続していくという彼女。インターネット上を「誰もが自分の演奏を見せることができる場」と捉えているそうで、こうした場所で発信することが、今後プロを目指すプレイヤーにとっても大切だと考えているという。


そんなささきさくらがギターを弾く上で特に重要視しているのが「リズム感」。尊敬しているギタリストにTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのアベフトシやBOØWYの布袋寅泰を挙げており、自身の演奏もカッティングを中心としたタイトかつソリッドな響きが持ち味となっている。 

「自分はバンドの中のギターでありたい」と考えているというささきさくら。演奏の中では他の楽器とのグルーヴを強く意識しているそうで、パーカッシブなプレイスタイルに今後も注目だ。



今後の長い目標は「ギタリストとして活動を続けていくこと」。また、近い目標としては、新型コロナウイルスの影響で延期になった艦これイベントのZeppツアーを達成することを見据えているという。 

インターネット上でも、リアルのイベントの場でも、ささきさくらの見せるギタープレイにこれからも要注目だ。最新情報は彼女のTwiterなどからチェックしていこう。




【Twitter】

https://twitter.com/sak_gt