神奈川県は横浜市出身のシンガーソングライター、宮林愛美。
卒業後、歌手になる夢を追いかける決心をし、アメリカのロサンゼルスへ3カ月間音楽留学。帰国後、アーティストネーム「愛美」にて、キーボード弾き語りシンガーソングライターとしての活動を開始した。
2013年には母校であるESPミュージカルアカデミーマネジメント科が行うプロモーション活動のオーディションに合格。
同年12月に1stシングル「Just call my name」でインディーズデビューを果たす。
2014年7月には1stミニアルバム「Dear You」を発売。
さらに2015年には2ndミニアルバム「Amuseum」をリリースし、
翌2016年には湘南茅ヶ崎発祥のスポーツ「ビーサン跳ばし選手権」のテーマソング作成に抜擢。
また楽曲「描いた花」がコンペで優勝し「第11回湘南国際マラソン」公式テーマソングとして採用されるなど、精力的に活動を展開してきた。
ところが2019年、新譜作成期間で活動休止に入ったのち、仙骨椎間板ヘルニアを発症し、治療に専念。
思い通りの活動ができなくなり、活動は低迷した。
しかし2020年には、それも完治して再び活動開始。「コロナの時間を機に、自分をブラッシュアップさせていきたい」という思いのもとDTMの勉強を開始するなど、楽曲制作に向けて準備中。
・「Just call my name」 ミュージックビデオ(full ver.)
2013年12月にリリースされた1stシングル「Just call my name」。
優しくて心地よい鍵盤の音色、それにマッチするような牧歌的なメロディーとバンドサウンドと、全体的に柔らかいサウンド感の楽曲。
そんなサウンドの中で歌われているのは≪最初何気ない会話で話が弾んでく 話が尽きない≫
≪何気なく指が動く あなたへのメール楽しくて≫といった好きな人への恋心。
「名前を呼んで」「私の目を見て」と溢れ出る思いをつづっているが、
サウンドが柔らかいので、切なく響きすぎないのがポイント。
恋する楽しさを思い出させてくれる1曲だといえるだろう。
・melting(original)/宮林愛美
2015年にリリースされた2ndミニアルバム「Amuseum」に収録されている1曲。
この「melting」は、歪んだギターやグルーヴ感抜群のベース・ドラミングといった、
比較的に硬質なサウンドで彩られている。
歌声もそんなサウンドと呼応するようにややスモーキーな雰囲気の、感情的で切ない歌声となっている。
大好きな人を想う、働く女性の乙女心を歌った歌詞も切ないが、
メロディーは抜群にポップでR&B的なノリの良さがある。
特にサビのノリの良さは圧倒的。
切なさに浸ることもできるし、ノッて気分を上げることもできる、二刀流的1曲だ。
・第11回湘南国際マラソンオフィシャルソング 「描いた花」 宮林愛美
描いた花では、ポップでキャッチーなメロディーをダンサブルなトラックに乗せて鳴らす。
極めてキャッチーで歌いたくなるようなメロディーであるにも関わらず、
時にEDM的に音が加速していくようなパートもあるなど、聴く人の心を加速させるサウンドの強さがある。
またそんな前進力の高いサウンドでありながら、意外にBPMが早くないというのもポイント。
マラソン・ランニングをする際にこの楽曲を聴きながら走るのも気持ち良いだろうと思わせてくれる、絶妙なテンポ感の楽曲だ。
きっと楽しく足を前に進めていくことができるだろう。
2020年のこれからについては「勉強中のDTMでいろいろカバーやコピーを行っていて、それもどんどんYouTubeにアップしていきたいと考えています。楽しみに待っていて欲しいです」と話してくれた。
カバー曲には原曲という比較対象があるので、シンプルに歌の響きの良さやシンガーとしての表現力の高さが伝わってくるはずだ。そんなカバーも楽しみにしつつ、これからの活動を追いかけていこう。
【読者に一言】
活動開始して8年経ちます。
いろんな面がありますが、曲を作ることが私自身の一番の強みだと思っています。
誰にとっても馴染みがあるような、多くの人に浸透する楽曲を作りたいと思っていますので、応援していただけたら嬉しいです。
新作も作っていく予定なので、楽しみにしていてください。
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