ピアノ弾き語りシンガーソングライター、サチウスコ。 

一風変わったアーティスト名の由来は、スカウトされたモデル事務所のコンペで落ちた理由が「幸が薄い」だったことから。

2017年1月より活動を始め、現在はFM802×グランフロント大阪公認MUSIC BUSKERとしても活動する。

2019年4月からは隔月でライブ「きっと巡りましょう」を開催。この2020年9月9日にも、中津StepHALLにて「きっと巡りましょうvol.9〜秋麗を待ちわびて〜」を配信と少数名の来場にて開催予定となっている。

心にすっと届く歌声の持ち主で、その質感は柔らかく、透明度が高い。いろいろな想いが詰め込まれた雰囲気のあるそんな歌声で聴く者に寄り添い、心を穏やかにしてくれるシンガーソングライターだ。




・「きっと巡る」 


サチウスコ · きっと巡る

心に染み渡るようなピアノの穏やかな音色。優しく、丁寧に届けるように歌われるメロディーと歌声。全体をほんのりと装飾するようなバンドサウンド。どこをとってもここには優しく、穏やかな音が響いている。 

≪きっときっとこの先のあなたと私 離れる時が来るだろう≫≪遠く離れても忘れようとも 別れではないから≫と歌う、切なさと愛しさが詰まった詩の世界観は、そんな優しいサウンドと見事にマッチ。なんとも温かい気持ちになる1曲だ。

またサビのメロディーラインの美しさにも注目。聴き終わった後に頭に残り、ついつい口ずさみたくなってしまうようなパワーのあるメロディーラインとなっている。




・「独白」 


サチウスコ · 独白


≪夜が来てまた夜が来る 瞬く間にまた夜が来る≫≪時間の流れに逆らって ただ生きていかされてる≫≪朝は来ない≫と歌う、ダウナーな世界観の1曲。ただそこに嫌な雰囲気はなく、ここにあるのは同じような想いを抱きながら生きている多くの人に寄り添うような雰囲気。感情がしっかりと込められた歌声や、やはり優しく響いてくるピアノ音色がそんな雰囲気を放つのだ。きっと同じような想いを抱えながら生きている人の心を、少し溶かしてくれるだろう。 

≪朝は来ない≫と歌う前のコーラスパートでは、その歌声の美しさも堪能することができる。抜群の透明度で、芸術的な趣さえあるコーラスを聞かせる。



現在は、次のCDの発売に向けて作品を鋭意制作中だという彼女。 

これからの展開にますます期待が高まる。今、注目しておきたいアーティストの一人だということは間違いない。




【読者に一言】 

私は10代の時に引きこもりだった過去があり、こうして人前で歌を歌うまでは、うまく人と会話することもできないほど引っ込み思案な性格でした。"普通"とは違う人生を過ごしてきた自分だけど、今は歌を歌っている。そんな人も居るんだということを知ってもらうことで、自身と同じような境遇にいる人に安心を届けられるような楽曲を作っていきたいと思っています。



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【ブログ】 

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