主に東京を中心に活動中のシンガーソングライター、持永知幸。

元々東京に住んでいたが、大学は九州の大学に進学。しかし尾崎豊が好きで、「彼が17でデビューしていたから、自分もそのくらいでデビューしてみたい」という思いがあり、進学前にいくつかのオーディションに挑戦。布袋寅泰の立ち上げた事務所のオーディションでは400組中の10組程度まで残ったが、同氏からコメントで「何もかも尾崎豊っぽい」と言われ、すぐにはデビューできないことを感じ、そのまま九州の大学に進学した。
その後就職も果たしたが、ふと将来を考えたときに「やっぱり音楽がやりたい」と思い立ち、東京に戻る。東京での活動は30歳過ぎからのスタートとなった。
2013年には1st ミニアルバム「木漏れ日に触れた週末に」をリリース。早い段階で完売となるなど、高く評価された。そして2018年、配信限定で再び販売開始。改めてその音を広く届けている。




・持永知幸 代官山17番地-君といた夏- 2019.8.30 Live Ver 




高校3年生の時、写真家ハービー・山口氏(http://www.herbie-yamaguchi.com/)の写真展に、大ファンだった福山雅治の写真が展示されていたので見に行った。そこで氏の写真の素晴らしさに見惚れ、2時間くらい見入ってしまっていたという。するとそこに氏本人が現れて、少し会話をすることに。帰る際には後ろから「今日はありがとう」と言ってくれるなど、その温かさに感動。そんな感動を形にしたいと思って作った楽曲がこの「代官山17番地-君といた夏-」だ。 

視覚的な歌詞とキャッチーなメロディー、そしてストーリー性の高さによって情景が浮かんでくるこの楽曲は、1stシングルとして初の全国流通を果たした楽曲であり、これまでの自身のアーティスト活動をたくさん助けてくれた楽曲。
この楽曲をどうにかしてハービー・山口氏本人にこの楽曲をお届けしたいと思って、また別の写真展でCDを渡したこともあった。するとこの楽曲を知ってくれていて、その温かさにまた感動。そんな、思い出の詰まった1曲だ。




・【CM】持永知幸/原宿ファッションストリート 




ハービー山口氏のイベントで歌わせてもらったこともある彼。この楽曲「原宿ファッションストリート」は、そのイベントで出会った女性のことを歌っている1曲だ。 

思わず原宿に出かけたくなるような、軽快なサウンドとポップな跳ね感が感じられるメロディーラインが心地よく、アコースティックギターとバンドサウンドに絡むストリングスの晴れやかなムードもたまらない。
このバージョンは30秒程度のごくごく短いトレーラー映像だが、「近々フルバージョンが公開されるかも」とのことなので、それを楽しみに待ちたいところだ。




・[Music Clip] 持永知幸-スパイス 




切なげなアコースティックギターとピアノの響きが感情を高める楽曲「スパイス」。 

この楽曲では、彼のはかなげな高音の魅力を堪能できる。歌声に力強さが感じられるのが彼の魅力の一つであることは確かだが、この楽曲ではサビで儚く消え入りそうな高音を聴くことができる。それが実に感情的で、想いがすっと心に届いてくるのだ。
メロディーラインも美しく、切ないラインでありながら思わず口ずさんでしまいたくなるような音運びをする。聴き終わった後、きっと口にメロディーが残っていることだろう。



今のコロナ禍においていろいろとライブも中止になり、何をしたらいいかわからなくなったこともあったという。しかし来年には40歳の誕生日を迎え、その時には「何かイベントをやりたいと思っている」とのことなので、まずはその情報に期待しよう。 




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