ゲーム実況や音楽作りを中心に、YouTube上で活動してきた動画クリエイター、るこ。 

2017年8月に動画投稿を開始し、今年で活動3周年を迎えた彼女は、バーチャルYouTuberムーヴメントの中で近年はVtuberとしても活動。もともと半顔出しで活動してきたそうで、「Vと生身の狭間の者」としてユニークな立ち位置を見せてきた。実況者としてだけでなく、Vtuberとしても認知度が広がっているという。

活動のメインはゲーム実況で、視聴者もゲームファンが多くを占めているというるこ。チャンネル登録者は1.2万人を超え、動画の総再生回数も250万回に届く勢いを見せるなど、大きな支持を集めている。

一方で、以前からギター弾き語り配信を行うなど、音楽系クリエイターとしても活動。オリジナル曲もコンスタントに投稿し、チャンネル登録者数の節目では歌詞を募集する視聴者参加型の作曲企画も行ったりと、オリジナリティのある活動スタイルを見せてきた。

Vtuberとしてもアーティストとしても、着実に人気を高めている存在だ。




・【2000人記念★共同作曲】「たのしいチャンネルのうた。」【オリジナル】


 


チャンネル登録者が2,000人を突破した際に作られたオリジナル曲「たのしいチャンネルのうた。」。 

ファンから歌詞を募集して「共同作曲」というかたちで作られたこの曲は、配信者としてのるこの魅力やチャンネルの個性を綴ったポップなストーリーソングに仕上がっている。

視聴者の視点から飾らない言葉で描かれる詞だからこそ、ひとつひとつのフレーズに温かい感情と遊び心を感じられるのが特徴だ。

ゲーム実況者としての活動の歴史を振り返るような詞世界に「癒しや感動をもらった」という言葉でコメント欄が溢れているのも注目ポイント。多くの視聴者に愛される彼女の、クリエイターとしての個性がうかがえる一曲だ。




・アビス / オリジナル 




シンプルなギター弾き語りの音色と、儚い透明感でアーティストとしての魅力を放ってきたるこ。2020年5月に公開されたオリジナル曲「アビス」では、そんな彼女の持ち味をストレートに体感することができる。 

深い海の中、心地よい暗さの中で浮遊するようなサウンドと、退廃的な中にも不思議な穏やかさを感じさせる歌詞のワード。悲しさと安心感を併せ持った、独特の音像が聴き手の心に沁み込んでくる。

柔らかいメロディの中に、思考まで溶け出していくようなポップバラードとして聴いてみてほしい。




・失踪と復活を繰り返す人のうた。【オリジナル】




「失踪と復活を繰り返す人のうた。」は、タイトル通り、いなくなっては戻って来てしまうことへの自己嫌悪を歌った一曲。歌詞のメッセージはネガティブな色を含んではいるが、キャッチーな歌メロと軽快に鳴らされるアコースティックギターのコードワークが不思議と暗さを感じさせないミディアムナンバーだ。 

やり始めたものをやり遂げること、ひとつの挑戦を続けること。その難しさを等身大の言葉で歌っていて、不器用な姿をさらけ出す詞世界には、傍に寄り添って見守りたくなるような愛らしさすら感じられる。

そんな独特の空気感をまとった一曲として注目しよう。



ゲーム実況系Vtuberとして支持を広げながら、アーティストとしても確かな個性を築いてきたるこ。今後もまた何かの形でリスナーを巻き込んで企画をやりたいと考えているそうで、リスナー側がただ聴くだけでない、一体感のある活動スタイルを目指しているという。 

また、新しい活動としてグッズ展開の準備を進めているという彼女。一部のグッズデザインを自身で手がけるなど、さらに創作の幅を広げていくそうだ。

ますます活動を活発にしながらネット上で存在感を増していくるこに、これからも注目してほしい。まずはYouTubeチャンネル登録をして、日々の配信を要チェックだ。




【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UC6Ku2vOly1mGc-tZMmozoug


【Twitter】

https://twitter.com/ruko_games_