愛とパワーと笑いをgiveしたい歌手を自称するシンガーチアキ。
東京出身で、2018年よりソロシンガーとして本格的に活動を開始。
配信限定での音源リリースや、YouTubeチャンネルの開設、
各種SNSを中心に発信を続けている。
同年4月には東京・Future SEVENで初のワンマンライブを開催、
大成功させて名実ともにソロアーティストとしての活動の足固を行った。
彼女のフランクでウィットに富んだパーソナリティは、
老若男女問わず多くのファンを魅了している。
特に同世代の女性からの支持が厚く、そういった意味でも稀有な存在であるといえよう。
楽曲制作は常に続けており、現在も新しい曲を着々と世に出す準備をしている彼女。
そんな彼女の音楽について触れていきたい。
・雨あがり
2020年5月24日にアップロードされたオフィシャルミュージックビデオ。
新型コロナウイルス第一波の混乱の中出された一度目の緊急事態宣言中に発表された曲だ。
世の中が孤独と混乱で暗くなる中、共同制作者の凹川拓真(みどりかわさん)と共に、
「人と繋がりたいと思って作った曲」だという。
いつかこの雨が上がった頃、と歌う希望に救われたリスナーが多く居たことだろう。
それは決して押し付けず、優しく寄り添うような温かい表現だ。
話しかけるように、そして背中を押すように、リスナーのもとへ届けている。
雨音と優しいボーカルで奏でるワルツをぜひ一度聴いてみて欲しい。
余談ではあるが、レコーディング中にインターホンが鳴るハプニングがあったという。
映像内では、チアキが「あっ」っと驚いている瞬間があるようなので、
探してみてはいかがだろうか。
・チアキ - Oops!
凹川拓真(みどりかわさん)による書き下ろしの楽曲で、
チアキはトラックメイクとボーカルを担当している。
メディアの力が強くなり、踊らされることが多くなった世の中を風刺しており、
眠れない女の子をテーマとした楽曲となっているという。
YouTubeのコメント欄にはたくさんの絶賛コメントが寄せられており、
改めて彼女の音楽の力を感じられる。
優しさの中に芯がある歌声は、鋭く優しくリスナーの耳に届く。
韻の踏まれたリリックと主張しすぎないボーカルのバランスが秀逸で、
何度でも聴き直したくなってしまう。
共同制作した作品の中でさらに光るチアキのアイデンティティに注目し、
聴いてみて欲しい。
新型コロナウイルスの感染拡大により、音楽業界の在り方が変わってきた昨今、
チアキも例に漏れず活動の様式が変わったという。
しかし、その期間をポジティブに捉え、楽曲制作を中心にコロナ自粛時期を消化、
6月5日には初の自主制作1sミニアルバム「DOOR」をリリースした。
決して悲観せず、地に足を付けて活動を続けている様子からも、
彼女の音楽に対する思いが感じ取れた。
そして、先々の夢についても語ってくれた彼女の口からは、
「将来ディズニー作品に関わりたい」という言葉も聞くことができた。
新たな夢をキラキラと語り、信念を持って活動をする強さが垣間見えた瞬間だ。
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