国内ジャズシーンで実力派として活躍するバイオリニスト、maiko。 

神戸市出身で3歳からバイオリンを始めた彼女は、京都市立芸術大学の音楽学部で学び、1999年に上京。ジャズバイオリニスト寺井尚子氏のライブに通いつめてアドバイスをもらい、ジャズバイオリンの研さんを行っていったという。

その後、これまでに数千回を数えるライブ活動を通してプレイヤーとしてのスタイルを確立・洗練させ、さまざまなイベントに出演。国内バイオリン界の第一人者である中西俊博氏をはじめ、多くのベテランプレイヤーからその実力を絶賛されてきた。

2009年には洗足学園音楽大学のジャズコース非常勤講師に就任し、指導者としても活躍。一方で首都圏のライブハウスを中心にバンドやセッションなどさまざまなスタイルでパフォーマンスを行い、これまでに9枚のリーダーアルバムをリリースするなど、プレイヤーとしても第一線で実績を重ねている。その楽曲や演奏を紹介していこう。




・月影 / maiko : ジャズバイオリンライブ 




楽曲タイトルに「月」が含まれる通称「月シリーズ」の中でも特に代表曲として知られているのが、この「月影」。 

軽快に流れる曲展開の中でくり広げられるインプロビゼーションの応酬が最大の見どころとなっていて、バンドの中心で自由に奏でられるmaikoのバイオリンが聴き手の耳に強く残る一曲だ。

臨場感あふれるライブ映像としても注目しながら、プレイヤーとしての彼女の実力やパフォーマンスを体感してみてほしい。




・The Nearness Of You / Hoagy Carmichael : maiko jazz violin live! 




スタンダードナンバーのひとつとして名高い「The Nearness Of You」。多くのジャズミュージシャンによって演奏されてきたこの曲のライブ演奏では、ゆったりとしたグルーヴの中で鳴り響く各プレイヤーの音色がしっとりと心に沁み込んでくる。 

バイオリンの音色もひとつひとつの音が伸びやかに届いてくるのが印象的で、じっくり静かに聴き入る名演として注目だ。




・Eternally / maiko : ジャズバイオリンライブ 




自身のオリジナル曲の中でも最も人気が高いという「Eternally」は、まさに「永遠」を感じさせるようなゆったりと壮大なサウンドが記憶に残る一曲だ。 

歌うようなバイオリンと研ぎ澄まされたピアノ、繊細にストーリーラインを作るベースとドラム。その音の波の中で心地のいい浮遊感を味わえる。

maikoというバイオリニスト/コンポーザーを象徴する一曲として聴いてほしい。



国内ジャズシーンで確かな支持を集め、バイオリニストとして不動の人気を集めてきたmaiko。10月には20日に蕨、29日に大阪、30日に京都のスケジュールで自身のライフワークでもあるソロツアーを予定するなど、今後の活躍にも期待が高まる。 



また、2005年からはポッドキャスト「舞らじお」も行うなど、インターネット上でも精力的に活動しているのでそちらも注目だ。

http://www.jvmaiko.com/wordpress/

maikoの最新の活動情報は、公式HPや各種SNSからチェックしてほしい。



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