サックス、ピアノ、パーカッションという異色のトリオ編成で魅せるインストゥルメンタルバンド、Asuka-trio(あすかトリオ)。
メンバーは田所亜沙可(Sax.)、山元しゅんこう(Pf.)ヒロシ(Perc.)の3人。音楽大学出身者で結成されたAsuka-trioは、独特の編成からくり出されるジャズやクラシック、ラテンなど幅広いジャンルのエッセンスを内包したアンサンブルで注目を集めてきた。
とりわけこの1年ほどはその活動の幅を一気に広げており、2018年9月にはバンドとしての軸を示すシングル「Proust」をリリース。2019年5月には西日本ツアーを行ったほか、YouTubeチャンネルにカバー動画を公開する新企画もスタートさせた。一方で、オリジナル曲を着実に増やしながらセルフプロデュースによる活動で多数のライブを行い、個性派ライブバンドとしての存在感も高めている。
その活動の背景には、日本でまだまだ浸透しきっていない「インストゥルメンタル」というスタイルを広めていきたい、という想いもあるそうだ。
そんなAsuka-trioは、2019年12月1日、自身最大規模のキャパシティとなるYokohamaO-SITEでのワンマンライブを予定している。バンドの決意を示す挑戦となるこのワンマンライブを前に、彼らの世界観を聴いていこう。
・【1st single「Proust」】Asuka-trio
Asuka-trioの表現スタイルを示す一作となったシングル「Proust」では、スピード感のあるメロディアスなジャズナンバーから緊張感に満ちたスリリングなキラーチューン、雄大に情景が広がるミディアムナンバーまで、それぞれ表情の違う3曲が収録されている。
どの曲も個性的な編成による洗練されたアンサンブルが鮮やかに広がっていて、インストゥルメンタルというスタイルだからこそ聴き手の想像力をかき立てながらさまざまな景色を見せてくれる楽曲になっている。
ふだんインストゥルメンタルミュージックに馴染みのないリスナーにとっても聴きやすく、キャッチーに仕上がった名盤だ。
・【Trio groove/Asuka-trio】1st single「Proust」収録曲
「Proust」収録曲のひとつ「Trio groove」は、シングルのオープニングを鮮烈に飾るナンバーだ。
スピーディーに流れていくピアノの旋律と跳ねやかなサックスのサウンド、緩急を自在に操るパーカッションのグルーヴがひとつに融合して、ジャジーな情景を見せてくれる。
Asuka-trioの個性を見せる代表曲として、じっくりと聴いてその世界観に浸ってみてほしい。
・【GAP/Asuka-trio】@タワレコ錦糸町パルコ
タワーレコード錦糸町パルコ店でのインストアライブの模様を映すこのライブ動画では、ライブバンドとして実績を重ねてきた彼らの魅力を体感できる。
メジャーな編成とは異なる独自のトリオだからこそ生まれる、清々しく軽快なアンサンブルの魅力が前面に押し出されたライブになっていて、会場での生演奏ならではのインパクトが広がっているのが画面越しでも伝わってくる。
国内ではまだどこか「とっつきにくい」というイメージを持たれることもあるインストゥルメンタルミュージック。そんなイメージとは違う、キャッチーで親しみやすいインストを奏でる存在としてのAsuka-trioにも注目してほしい。
自身の音楽性を研ぎ澄ませながら、一歩一歩その活動を前進させてきたAsuka-trio。
バンドの覚悟を示すシングルリリースや、多くのライブを重ねて掴んだ一体感をもって見せる12月1日のワンマンライブは、彼らにとってひとつの集大成となる。
彼らの魅力を最大限に受け取ることができるのは、何といっても迫真の演奏とパフォーマンスで魅せる「ライブ」にある。12月1日のワンマンにぜひ足を運んで、その世界観を全身で体感してみてほしい。
【公式HP】https://ashasukatrio.wixsite.com/official
【Twitter】http://twitter.com/asuka_trio
【Instagram】http://Instagram.com/asuka_trio
【イベント情報】
【Asuka-trio One-man Live vol.4】
日程:12月1日(日)
会場:Yokohama O-SITE(横浜駅より徒歩5分)
時間:open18:30/start19:00
料金:charge/3000(+1drink)
※当日整列順入場
◇チケット◇
①手売りチケット
②Asuka-trioオフィシャルサイト
③ローソンチケット(Lコード:70831)
④予約