“シンガーソングラッパー”、はるみん。

専門学校に通う19歳(2021年夏時点)。


兄が二人おり、上の兄がギターを、下の兄がピアノをやっていた。

二人とも音楽好きで、さらにどちらも音楽を演奏していたということもあって、

自分でも音楽をやりたいと思うようになりギターを始める。


その後、中学三年生の時より音楽コラボアプリ『nana』での発信を開始。

コメントも多くもらうようになり、YouTubeにも進出。

今後は自分でも歌いながら、楽曲提供もしていきたいと考えている。




・蕣 /はるみん。feat.す み か



ボーカルにす み か氏をフィーチャリングで迎えたオリジナル楽曲『蕣』(あさがお)。


メロディーラインに宿る、過ぎ行く夏や夏の終わりを思わせるような感傷的な空気感。

余白を生み出すギターのアルペジオと、その余白を埋めるような感情的な歌声。

1分半という極めて短い楽曲ながら、強く心が揺さぶられる。

また、その短さは、何度でも揺さぶりを味わいたいという余韻を生んでいると言えるだろう。


もしこの楽曲がアニメ作品のエンディングに使われていたら、

その余韻によって次の週が待ち遠しくてたまらなくなることは間違いない。

聴いていると絵が浮かぶ世界観もあって、

実際にそうなっても何も不思議なことはないと思わせられる1曲だ。


自身でも気に入っている楽曲であり、今後サブスクでも解禁予定とのことなので、楽しみに待っておこう。



・Every alright./はるみん。



ラップも織り交ぜたオリジナル楽曲『Every alright.』。


現代的なHIPHOPとR&Bをうまく融合させたような、メロディックなフロウとサウンドは、心に沁みる雰囲気がある。

≪上手くいかない事ばかりで嫌になる≫と、マイナスな想いを描きながら、≪誰だって不安で 思ってるより不安定≫

≪「全て大丈夫なんだ」って泣いたんなら明日には笑えてる≫と前を向かせてくれる。


パワフルなサウンドや力強い歌声でそれを届けられると、反発してしまう人もいるかもしれない。

でも彼は沁みるサウンドと安心感のある歌声でそれを届ける。だからきっとどんな人も、

その言葉をすんなり受け取ることが出来るだろう。



・反芻シ考にrapを少々。 【はるみん。】



れるりりfeat.鳴花ヒメの楽曲『反芻シ考』。

こちらは、切れ味の鋭い鍵盤とダンサブルなサウンド感が印象的な同曲のカバーだ。

しかしただ歌うだけではなく、そこにラップをのせてアレンジを施した作品になっている。


サウンドの切れ味をさらに鋭利なものにするようなクールなラップでは、やはりメロディックなセンスが光る。

テンションを上げてくれるだけではなく、そのメロディーから聴く者を楽曲の中にひきずり込んでくれるのだ。

中低音に高音、より攻撃的な質感など、様々な質感のラップを使いこなす、一人で何役もこなせそうな表現力も注目ポイント。




「ギターしか弾くことができないので、今後は鍵盤も弾けるようになりたい」という彼。
さらに「動画ももっと上げていきたい」と話してくれた。

鍵盤を弾けるようになれば、さらに表現の幅が広がるだろう。

ただでさえ非凡な表現力を持つ彼が、そうしてますますそのクオリティを高めていったら、より注目度が増す可能性は極めて高い。

今のうちからチェックしておくのがおすすめだ。

【ご本人からのメッセージ】

まだ話題じゃない自分の曲を今聞いてくださっている方は、

自分からしたらとても大切で大事な存在だと思っている。

とても支えになってくれているので本当に感謝している。

ありがとうございます。

期待に答えられるようにこれからも音楽活動を頑張る。