長野県出身のピアニスト。埼玉県立芸術総合高等学校音楽科を卒業後、尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科ジャズ&ポップスコースに入学。在学中にプロデビューを果たす。純邦楽のほか、フリージャズ分野でも活躍する筝奏者の栗林秀明氏を父に持つ彼女。幼い頃から父のもとで国境、ジャンルを越えた音楽に触れ育つ。様々な音楽に触れてきたことで彼女はピアニストとしてめきめきと力をつけていった。
2014年4月ハービー・ハンコックの提唱する「インターナショナル・ジャズ・デイ」の姉妹イベント「ジャズ・オーディトリア」の記念すべき第一回オープニング・アクトを務めることで自身の存在を世に知らしめる。豊富な経験を経て、行方均氏のプロデュースでサムシンクールレーベルからデビュー。デビュー作『TOYS』を発表。デビュー作が「jazzlife DISC GRAND PRIX 2014 ニュースター賞」を受賞。ここまで紹介した彼女の経歴を見るだけでも彼女の才能と努力がどれほどのものかわかってもらえるだろう。底が知れないとはまさに彼女のために在るような言葉だ。
・アルバム「Nameless Piano」
穏やかで美しい中に、瑞々しさと緊張感を含んだ渾身の一枚。
・little piece
鬼才映画監督・高山康平とコラボしてMVを制作している今作。天才と鬼才の合作には、聴く前から期待をせざるを得ない。音で表現された様々な感情が曲中に散りばめられていて、それを表現する大編成での演奏は、よりドラマチックなMVを演出している。音楽を聴いているだけで一つの物語の主人公になったような感覚を覚えさせられる一曲だ。
・Sumire Kuribayashi-STUDIO Dede Presents”Tokyo Basement Sessions”Vol.2 Teaser
今だからこそ、今しかできない音楽を楽しもう。そんなコンセプトになっている。アーカイブ購入のURLも本記事最下部にも掲載しているので、ぜひ聴いてみてほしい。
日本のみならず、ロンドン、イタリアなど世界各国で活躍を果たし現在も力をつけ続けている。彼女は新型のコロナウイルスの影響を受けながらも「対策を徹底し、動員数を制限しながらライブ活動も少しずつ戻ってきているので、またお客さんに音楽を届けて行きたい。」と語り、常に前を向き進んでいる。そんな彼女だからこそ、これからどんなことがあっても聞き手にすばらしい音楽を届け続けるだろう。そして、彼女の持つ世界観に、これから先も多くの人が魅了され、吸い込まれていくだろう。
https://www.keshiki.today/classics01
12/6 渋谷公園通りクラシックス w/林正樹(p) 2台ピアノコンサート
12/16 八戸sophience
12/27 柏ナーディス w/千北祐輔(b)
1/10 昼 大阪 エルナージ 田中洋一(tp)トリオ 千北祐輔(b)
078-331-1728
1/14 名古屋ミスターケニーズ w/千北祐輔(b)
1/17 渋谷公園通りクラシックス w/会田桃子(vln), 坂井紅介(b), 岡部洋一(perc)
1/30 成城学園前カフェブールマン 藤本一馬(gt)
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