2020年8月末より本格的な活動を開始したVシンガー、Nanoha。
チャンネル始動以降、ゲーム実況やASMR動画、シチュエーションボイス動画、そして歌ってみた動画に歌枠の配信など、幅広く展開中。
普段の話し声はふわっとした雰囲気の丸みを帯びたトーンだが、歌声はしっかりと芯のある抜けの良い歌声。そのギャップもまた魅力の一つ。
歌う事が大好きで、“生きがい”。そんな歌や声、そして本人のキャラクターの魅力によって徐々に注目度を増しているVシンガーだ。
・【歌ってみた】幽霊東京 / Covered by Nanoha。【Ayase】
『YOASOBI』での活躍によってシーンを飛び越えた存在となったボカロP、そしてコンポーザーの『AYASE』作曲の楽曲『幽霊東京』。こちらはそんな同楽曲の、Nanoha。バージョン。「はじめての歌ってみた動画となっており、自分の存在証明になる歌を歌いたくて、ずっと長く大好きな歌を続けていきたいという想いを込めて、幽霊東京を選んで歌いました」という思い入れの強い歌ってみたになっている。
疾走感と深みのあるノリ、そしてポップス然としたキャッチーさも兼ね備えている、クロスオーバー的な楽曲である『幽霊東京』。それだけに歌うにはノリの良さも歌声の華やかさもリズム感も求められる。さらに楽曲の中にある切なさと力強さを表現する表現力も必要だ。
そんな決して簡単ではない楽曲をNanoha。は少しの歪みを伴った芯のある歌声で歌唱。楽曲の表情も特徴もしっかりと引き出すことに成功しているといえるだろう。思わず聴き込んでしまうグッドカバーに仕上がっている。
・【鬼滅の刃】 紅蓮華 LiSA -Remix/ Kimetsu no Yaiba (Demon Slayer) - Covered.Nanoha。【歌ってみた】
「元々作品自体が好きであり、映画の公開日に合わせて歌った」というこの楽曲は、アニソン界を代表する大ヒット曲となった楽曲『紅蓮華』。ただのカバーではなく、リミックスカバーとなっているのもポイントだ。
ボーカルにはオートチューンがかけられ、より現代的に響いてくる。もちろんその中でもNanoha。の歌声に元々ある芯の強さやパンチ力は失われていない。むしろエフェクトによってさらに存在感が増して、パワーアップしているといえるだろう。
語尾のキレなど、感情の込め方の魅力なども伝わってくるが、そうした単純な歌唱力や表現力だけではなく、歌声のフレキシブルさも伝わるカバーとなっている。
・【ASMR/Binaural】初めての囁き・耳かき・添い寝。睡眠誘導しちゃう。(Ear Cleaning, Wispering, Sleep)【Nanoha。】
「ASMR動画をやっていくきっかけになった動画」だという、自身初めてのASMR動画。
柔らかい質感のウィスパーボイスで、耳に直接癒しを提供してくれる。動画内では「まだまだ練習中」だと話しているが、この段階でも十分に耳が心地よい。これから先のASMR動画にも期待したくなる1本だ。
まずは是非この動画を見て、どんな声の持ち主なのか、そしてどんなキャラクターなのか、どんなASMRを発信しているのか、体験してみていただきたい。
これからの目標について尋ねてみると「夢は3Dモデルになって、生演奏でライブをすることです。そしてリアルイベントを通して直接応援してくれる人と交流ができたら嬉しいです」と話してくれた。
しっかりと目標が見えている彼女が、その目標を達成するまでにはそうそう長い時間はかからないはずだ。今後の展開にも注目して、追いかけていこう。
【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCRY0lbY0pNJLYGvf_pA7FHw/featured
【Twitter】
https://twitter.com/nano_song708