SNUGGLE　二つの歌声が織りなす極上のハーモニー

福島県出身の『YuuSeI』と、群馬県出身（生まれは新潟県）の『HaRu』からなる２人組ボーカルユニット、SNUGGLE。

ハイトーンとロートーンの高低差あるハーモニーが魅力で、TikTokでの総再生回数は5,600万回を突破するなど、その注目度は高い。

2018年7月、1stシングル『もしもしもしも』をリリース。ファン0人の状態から、“90日間でCD1,000枚手売りでお届けチャレンジ”に挑戦し、24日目で見事CD1,000枚お届けを達成。タイトルトラックである『もしもしもしも』が福島テレビで放送されるCMに起用されるなど、地道な活動の先で注目度を徐々に高めていった。

この2020年にはYouTubeに視聴者が投稿した路上ライブ動画が130万回再生を突破するなど、彼らのことを知っていようがいまいが、その歌声に酔いしれる人は多い。同年8月にはサブスクにて楽曲『CHANGE』『誓い』『いつか』の配信をスタート。今後のさらなる活躍に期待が高まるボーカルユニットだ。

・【LIVE】C&K / Y【cover by SNUGGLE】

繊細かつ大胆で、まるで女性のようなハイトーンボイスを聴かせるCLIEVYと、艶のある歌声を聴かせるKEENという、そんなC＆K二人の特徴がはっきりと表れている楽曲『Y』。こちらはライブでの同曲のカバーだが、カバーにおいても、異なる質感の歌声による絡みの心地よさを表現できるかがポイントになるだろう。

彼らはそんな難曲において、ふくよかで深みのあるボーカルと、繊細でありながら推進力も高いハイトーンボイスと、質感の異なる二つのボーカルを絶妙な心地で絡め合わせたカバーを披露。その歌声の質の高さは、この1曲ではっきりと伝わってくるだろう。

・【LIVE】中村つよし/愛のカタチ　【cover by SNNUGLE】

美しく透き通る歌声で立体感豊かに描き出す、中村つよしの名曲『愛のカタチ』のカバー動画。この楽曲もまた、その世界観や立体感、そして繊細さをうまく表現するのが難しい1曲だといえるだろう。

しかしやはりここでも、本家に負けず劣らずの立体感と美しさを魅せ、冒頭のワンフレーズからしてグッドカバーであることが伝わってくる。いわずもがなハーモニーの美しさも抜群。≪幾年老いてあたしの記憶を病が徒に食らえども愛子の名を忘れ我が名を忘れそれでもあなたを忘れません≫と歌う歌詞の美しさ、温かさを引き出す名カバーだ。

・【LIVE】コブクロ / 虹【cover by SNUGGLE】