福岡を拠点に活動するシンガーソングライター、元村りか。
2013年に作詞作曲やギターを始め、音楽活動をスタートした元村りかは、
多彩な感情をリアルに表現する楽曲と歌声で始動当初から瞬く間に注目を集めた。
2014年にリリースした1st single「RANHANSHA」はわずか半年で1,000枚が完売し、
同年には 第3回博多音楽大賞を受賞するなど各方面から評価を獲得。
2016年には初のワンマンライブをチケットソールドアウトで成功させ、
さらに2019年には福岡・東京の2都市ワンマンライブをどちらも満員御礼で終えるなど、
拠点の福岡のみならず関東でも注目を集めている。
現在も福岡と東京を中心に全国的に活動の幅を増やしており、
世代も性別も問わず心を揺さぶるメッセージ、優しさと芯の強さを兼ね備えた歌声で、
ますます話題を呼んでいる要注目の存在だ。
・元村りか-TIME- 黄牛の滝/旅唄TABIUTA
一歩立ち止まり、呼吸を整えて大切なものを見つめなおすような
気持ちにさせてくれるミディアムバラード「TIME」。
タイトルには「TIME(時間)=ストップ、立ち止まる」といった意味が込められているそうで、
対立やいがみ合いが起こりがちなコロナ時代だからこそ響くテーマが歌い上げられている。
サビの「国籍や性別や育ちより大切なものがここにあるの」という言葉が印象的だ。
映像は福岡の匿名クリエイター集団「Fuktory’s」が、
九州の絶景をバックにアーティストのパフォーマンスを撮影し、
アーティストと観光地の両方を支援するプロジェクト「旅唄」のもの。
大分県の絶景「黄牛の滝」で一発録りで制作された映像からは、
その場の空気や温度まで伝わってくる。視覚と聴覚の両方で体感してほしい。
・元村りか 『いらっしゃい、地球へ』
2020年の夏、親友が第二子を産んだ時に、コロナ禍で直接祝いにいけない中で
思いを伝えるために書いたという曲「いらっしゃい、地球へ」。
ちなみに、生まれた赤ちゃんの名前は「うた」ちゃんだという。
その親友からは「いい曲だから、せっかくなら披露して」と言ってもらい、
MVを公開してライブでも演奏しているそうだ。
この地球に生まれてきたことへの祝福の気持ちを、飾らない言葉で歌い上げたこの曲。
その歌詞からは、「普遍的な幸福」とは何かが伝わってくる。
心温まるナンバーとして必聴だ。
・元村りか『あなたの道』
こちらもプロジェクト「旅唄」の一環として撮影・公開された映像。
その中で歌われている楽曲「あなたの道」は、さまざまな選択を重ねて歩みを進め、
今ここに立っている「あなた」を肯定するメッセージを歌っている。
各地をツアーで周る中で、人を羨ましく思うこともあったという彼女。
自分の選択を振り返り、ときに悔やんでしまうこともあるからこそ、
「選んできたものは間違ってないから」といった、自分自身をも肯定するこの曲を書いたという。
歌詞は聴き手を熱烈に応援するのではなく、そっと寄り添って
優しく背中を押すような柔らかなメッセージが込められている。
だからこそ、どんなときに聴いても心が軽くなって前を向けるのが印象的だ。
少し心の休息が欲しいとき、自分の選び歩む道に自信をなくしそうなとき、
ぜひこの曲に触れてみてほしい。撮影地は北九州の「遠見ヶ鼻」という岬。
雄大な自然の風景と、未来への希望が見える楽曲の融合は圧巻だ。
コロナ禍の影響もあり、現在は有観客のライブ活動がストップしているという元村りか。
その分オンラインでの活動を行なっているそうで、インスタライブ配信で企画を行ったりと、
できるかたちで歩みを進めているそうだ。
7月末には新たな作品の公開も控えているそうで、そちらにも期待してほしいという。
今後もさらに活動を展開していく元村りかの最新情報は、公式HPやSNSから要チェックだ。
【公式HP】
https://rkmusic1230.therestaurant.jp/
【Twitter】
【Instagram】
https://www.instagram.com/rika_motomura_ssw/
【YouTube】