2017年結成の五人組センチメンタルセツナロックバンド言ノ葉。
「君の話をしよう」をコンセプトに大阪を中心に精力的に活動を行い、
現在注目を集めている。男女5人のバランスが良く、
心地よいサウンドを奏でることが特徴だ。
「儚くもどこかポツリと灯る明かりの様に、心に寄り添う歌詞。太く包み込むいづるの歌声。
それら全てを更に引き立てるピアノの旋律は唯一無二のサウンドだ。
リリースをコンスタントに行い、ライブを続け、
地に足を着けた地道な活動を展開し、2018年には水都音楽祭2018へ、
2019年にはサイサイフェス2019やFM802 MINAMI WHEEL2019への出演を果たす。
今年2020年にはなんと5回ものリリースを行うなど、
コロナ禍においても非常に精力的な活動を行う言ノ葉の音楽について迫っていく。
言ノ葉「全身全霊」Music Video
2020年7月23日にアップロードされたミュージックビデオは、
言ノ葉として3枚目のシングルの表題曲「全身全霊」だ。
好きな人をこれからもずっと愛していくという決意の歌だという本曲は、
爽快な疾走感と切ない極上のメロディが交差するロックナンバーだ。
掲載前のインタビューでメンバーは「爽やかなMVと、ドローンなどを利用したこだわりの映像はもちろんですが、
サビの歌詞やキャッチーなメロディーに注目して欲しい」と語ってくれた。
その言葉通り、まず目に付く夕焼けやフレアの入ったビジュアルである。
まるで映画のような色味で進んでいく作品は見ていて心が苦しくなるような切なさを孕んでいる。
そして、そんな映像のセンチメンタルさと対を為すように笑顔で演奏するメンバーのコントラストが印象的だ。
言ノ葉「夏風_キヲク」Music Video
2020年10月27日にアップロードされたミュージックビデオは、
言ノ葉として4枚目のシングルの表題曲「夏風_キヲク」だ。
普段の生活の中で感じる「当たり前」が、当たり前ではないとことに気づいて欲しい
というメッセージを込めた楽曲だという。
離れてしまったり、失くしてしまったものは戻らないという強く切なく儚いメッセージが、
歌詞の至る所に鏤められている。
そんな言葉を噛みしめるように歌い表現する言ノ葉という集合体は、強い説得力を持つ。
また、バンドならではの技巧を凝らしたリズムチェンジやキメはが多く、
聴いているものを飽きさせることがない。
それでいてキャッチーでシンプルなサビは耳に残り、
何度でも聴き返したくなってしまう。
言ノ葉 「エンドロール」 Music Video
最後に紹介する作品は、2020年12月5日にアップロードされたミュージックビデオ「エンドロール」だ。
つい先日リリースされた最新作となっており、バンドの進化の最前線を感じられる楽曲となっている。
自分が人生最後の時に後悔する終わり方をしてほしくないという思いが込められている楽曲だそうで、
その強いメッセージが全面に押し出された楽曲とビジュアルとなっている。
本楽曲の特筆すべき点は、ただメッセージを押し付けるだけで終わらないというところだろう。
楽曲を聴き進めていくと、最後はシンガロングパートとなっていることに気が付く。
こんな時代において、自分たちが何を選択し、どう生きていくか。
そんなことを考える機会が増え、気持ちが落ち込むこともあるかもしれない。
そんなとき、背中をそっと支えてくれる楽曲だ。
新型コロナウイルスが落ち着いたら、ツアーにも回りたいと語る言ノ葉メンバー。
現在は蜜を避けながら路上ライブや、配信ライブを取り入れてバンドの可能性を広げたいと語ってくれた。
まだまだ先の見通しが立たない時代だが、
こんな時代だからこそバンドが発信するメッセージやその姿を信じていきたい。
そして、リスナーの思いに呼応し、
応えてくれる言ノ葉というバンドのこれからを、注目して見守りたい。
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