歌って踊れるハイブリッドシンガーソングライター、川端渚。

6月15日生まれ、大阪府堺市出身。レフティー。


小学校5年生の誕生日にギターをもらい、オリジナル曲を作り始める。

2018年5月より、シンガーソングライターとしての活動を開始。


2020年6月、コロナ禍で前半のスケジュールを全て失ったが地道な活動を続け、

念願の地元・堺市でのワンマンライブ『NAZ Vol.9』を開催して成功を収めた。


この2021年6月20日(日)にも、フェニーチェ堺・大ホールにて

ワンマンライブ『NAZ Vol.10』の開催が決定。

ソールドアウトを目指し、"粉骨砕身"で活動中。




・「渇望」川端 渚




コロナ禍における自粛期間中に制作したという1曲『渇望』。

アルバイトも休みになって、「世界を揺るがす出来事を歌にしないと」という思いで制作。

「“渇望”の意味に即した歌詞を聞いて欲しい」と話す、一押しの曲だ。


≪この地球に生まれて ぼんやりと平和だったささやかな日々の中で 世界が突然リアルさを帯びてきた≫

≪愛する人のなきがらをみおくることすらできなかった者 それほど怯えていない者 

青い空だけが変わらずにそうゆう世間を見ていた≫。

それは紛れもなくリアルで、その瞬間を切り取った言葉だ。


歌声には悲しみも切なさも内包されているが、ただ悲劇を嘆くだけではなく、

≪また君に会える≫ような希望や祈りも感じられる。


光も闇もそこにあるからこそ、

リアルな言葉がリアルさを伴って届いてくるのだろう。

まるである種の写真のように、深く響く1曲。



・「影-shadow-」川端 渚




1stミニアルバム『川端 渚』にも収録されている楽曲『影-shadow-』は、

曰く「恋愛の歌」だ。実際にモデルを立て、女心をうまく表現して書いている1曲で、

「相手の男をぬいぐるみに見立てている。

最後に情けない感じでぬいぐるみが横たわっているのがポイント」というMVも必見だ。


「カッコいい楽曲の代表」だと話すように、

サウンド的にはロック色の強い、パワフルなサウンドが印象的。


歌声もそんなサウンドと共鳴するように、感情的で切れ味が鋭い。

≪もし私が無視すればその価値を奪われ息絶える まさかそんなこと考えてるとも知らずに無邪気に笑ってる≫

と歌う歌詞もやはり鋭利で、リアル。


この曲を聴く男性の中には、

ぞっとする人もいるかもしれない。



・川端 渚「リルフィシミン」Short MV




「友達のお母さんが絵本を書いていて、それを題材にしている」という1曲『リルフィシミン』。

色のない世界で生きてきた白黒の魚。その子は、私も綺麗な色が欲しい!と色を求めるが、

「白黒でもいいやん」「私のままでいい」と歌う。


ストーリーテリングな歌声による没入感もあって、その肯定感に力をもらえる人は多いはずだ。

ライブではコールアンドレスポンスが起こるというサビの、

キャッチーで耳なじみの良いメロディーラインも魅力的。


思わず≪初めての気持ち≫と口ずさみたくなってしまう。

ライブが楽しみになる1曲だ。




「6月のワンマンのため、路上を頑張って街中で歩いている人を捕まえたい。

配信も頑張りたい」と話す彼女。


その歌声には、誰かの心を掴む吸引力がある。

きっと道行く人であっても、

たまたま配信を目にした人であっても、惹きつけるだろう。


是非その歌声に引っ張られて、

彼女の音楽を生活の一部に取り入れていただきたい。

そうして迎える6月のワンマンライブでは、

その魅力にもっと深くハマっていくはずだ。



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【ライブ情報】
川端渚ワンマンライブ『NAZ Vol.10』
2021年6月20日(日)

フェニーチェ堺・大ホール

https://www.fenice-sacay.jp/common/access/

12:00開場 / 13:00開演
S席 ¥5,000…完売
A席 ¥4,000
2階席 ¥3,500
チケット購入URL
https://eplus.jp/sf/detail/3350930001