2018年2月14日にデビューしたVtuber/シンガーソングライター、かしこまり。
活動当初より歌をメインに活動しており、ロックやJ-POPを中心に『歌ってみた』動画をYouTube上に投稿。
心に直接グッとくる感情豊かでクセになる歌声には定評がある。
2018年6月にはVtuberとしては初となるリアルライブを敢行し業界で話題に。
これまでに4度のワンマンライブを成功させたほか、『東京ゲームショウ2018』、『ニコニコ超会議2019』、『DIVE XR FESTIVAL supported by SoftBank』など大型イベントにも出演。
2021年より、個人勢として新たな船出となり、活動三周年を記念した無料ワンマンライブと新曲披露を2/12に行ったばかり。
「三周年なのでみんなでお祝いしたい」という思いで開催したワンマンライブは大成功。
これから発表していく作品は自主制作となるが、いろいろな人に手伝ってもらいながら、今後も『かしこまり』を継続していく。
・ルーティン / かしこまり (MV short ver.)
軽やかに跳ねるようなピアノの音色と、ポストロックの系譜も感じる、楽曲の世界観を構築するようなバンドサウンド。
そこにドラマチックなムードを加えるかしこまりの歌声が乗ると、聴く者はこの楽曲の物語の中に一気に吸い込まれていく。
≪とあるところに 食べることと寝ることと そして歌が大好きな子がいました≫≪いつも一人で 鼻歌を歌いながら 誰かが振り返るのを待っていました≫と、まさに物語調に描かれる歌詞は、「待っているだけではだめで、自分から動かないとだめだ」と気付かせてくれる。
自身をその物語の主人公に置き換えて聴くことができるこの楽曲は、勇気を出せない誰かの背中を押してくれるはずだ。
・BiiRTHDAY / かしこまり (Official Music Video)
音楽的なクオリティを感じながらも、どこか牧歌的なムードがあった先の楽曲『ルーティン』とはまた少し趣が異なり、明るく突き抜けていくような華やかさ・爽やかさを感じる楽曲『BiiRTHDAY』。
誕生日というのは、年を重ねていけばいくほどどうでもいいものになっていってしまうもの。
でも大切な誰かに思われ、思うことが出来るその日は、自身や相手がいくつであったとしても素敵なものだ。
そんな当たり前のワクワク感や喜び、そして温かさを思い出させてくれる1曲。
・virtual cinema / かしこまり (Official trailer)
2021年2月リリースの、3周年を記念したシングル『virtual cinema』。
高い疾走感を伴うロックサウンドと透明感の高い歌声を聴かせる、一言でいえばクールな楽曲だ。
かわいい一面、華やかな一面、ストーリーテラーな一面など楽曲ごとに様々な表情を見せる彼女だが、この楽曲では彼女のかっこいい一面を堪能できる。
「人に元気になってもらうのが夢だったので、お客さんの声で今もできていると思っている」と話す彼女。
≪たとえこの腕動かなくなっても 足が前に進まなくっても 君に届けたい歌がある≫と歌うこの楽曲には、そんな彼女の想いが詰め込まれているといえるだろう。
「作曲で心がけているのは、嘘をつかないこと。自分に自信がないので逆に自分を鼓舞するような曲を意識したりします」と話してくれた彼女。
「もう少し曲がたまってきたらアルバムを出したい」とのことなので、期待して待っておこう。
「これからもファンとちゃんと触れ合えるVtuberでいたい」という彼女が、追いかけがいのある存在であることは間違いない。
是非ここから改めて追いかけていっていただきたいアーティストの一人だ。
【リリース情報】
かしこまり3rd Anniversary Single
「virtual cinema」
かしこまりBOOTHにて2021/2/19販売
【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCfiK42sBHraMBK6eNWtsy7A/featured
【Twitter】