未曾有のコロナ禍から生まれてきたバンド、Bug Holic(バグホリック)。
メンバーは2000年生まれのBa.ユーリ、94年生まれのGt.りゅー、98年生まれのDr.大樹、99年生まれのVo.Yu-go、99年生まれのKey.村上パシフィックカイ大空という5名編成。ドラムでリーダーの大樹(タイキ)がネット上で繋がっていたYu-go(ユウゴ)のヴォーカルを気に入り、2人がリアルで対面したのが始まり。
そして曲作りを進め、20年2月より自主制作でレコーディングに。録音した音源を抱えてライブ活動を目論んでいたところで、世の中はコロナ禍に突入。日本全国でライブハウスは軒並み休業状態となった。出鼻をくじかれたバンドは予定していた活動プランを断念し、途方に暮れる。しかし水面下でできる限りの活動を行った。
たとえば街のスタジオで録音した音源のクオリティに満足できていなかった彼らは「最初に世に出す音源だからこそ質の高いものにしたい」と、プロ仕様のスタジオ『aLIVE RECORDING STUDIO』に現金を握りしめて突然訪問。ここでレコーディングさせてくれるよう懇願した。
プロユースであり一見のアマチュアバンドが気安く録音するようなスタジオではないので、普通ならばそこで門前払いを喰らってもおかしくはないが、奇しくもコロナ禍の始まりの時期。スタジオの予約にキャンセルが出たということもあり、熱意と破天荒さに心を打たれたスタッフが特別にOKを出し、空いた日を使ってレコーディングすることが許可された。
そんな「完全に無名だがおもしろいバンドがいる」という情報は、スタジオを主宰するレーベルのプロデューサーにも伝わり、その楽曲のクオリティの高さとメンバーの個性のユニークさからレーベルがサポートを始めることになる。
そして21年6月、一度のライブ経験もないままシングル『ハグレ』でデビュー。以降、配信シングルのリリースを重ね、22年4月に下北沢Club Que3ヶ月マンスリーでついにライブ活動をスタート。
ストリーミングのリスナーも日に日に増え、異例のスピードで動員の伸びを記録し、初ライブからなんとわずか8ヶ月、10本目のライブとなった下北沢CLUB Queでのワンマンはソールドアウトに。
同年12月に、初のアルバム『バグホ』をリリースした。
・Bug Holic 「カンカ」Music video
2022年12月リリースの1st Album『バグホ』収録曲『カンカ』。
≪もう感化スレスレだ あの時あの場所で歌う姿に重ねて ほっといたら捨てられちゃうよなシーンも 目に焼き付けていて≫と歌う、文学的でもあり感情的でもある歌詞の世界観。表情豊かな歌声。ダンサブルであり、ジャジーにすら聴こえながらも攻撃力が高いバンドサウンド。それを難なく演奏するスキルの高さ。どこをとってもBug Holicというバンドの質の高さが分かる1曲だ。
・Bug Holic 「Compass」Music video
同じく1st Album『バグホ』収録曲『Compass』。
目の前が晴れ渡っていき、爽やかな風が吹き抜けていくような、抜群の疾走感が心地よい1曲だ。
≪もう一回はないと知って生きてるから 羅針盤通り進まなくても構いやしないさ僕は≫≪今日も戻れはしないし前にしか進めないだろ≫という前向きな言葉たちと、そんな疾走感に満ちたバンドサウンド。そしてキャッチーで心を持ち上げてくれるようなメロディーラインと突き抜けるような歌声が、心にワクワク感という栄養を与えてくれる。
・Bug Holic 「ハグレ」Lyric video
2021年6月リリースの1stシングル『ハグレ』。こちらも1st Album『バグホ』に収録されている。
サウンドに彩りを加える鍵盤。キレキレで、確かな存在感を放つ鋭利なギター。タイトでパワフルで高揚感のあるドラミング。ブリブリとした太さで重心を落としてくれるベース。そんな、ポストロックを思わせるように複雑に絡みあうバンドサウンドが光る。
それでいて日本的なポップス精神、キャッチーさという魅力も確かに放つなど、1stシングルにして、Bug Holicというバンドの魅力を全面的に見せてくれている楽曲だといえるだろう。キメも心地よく、ライブで体感した日には、思わずそのキメに合わせて身体が動いてしまうはずだ。
ある意味、コロナ禍だからこそ可能だったとも言える、あらゆる定石を覆す形で爽快で猛烈なスタートダッシュを決めたBug Holic。
サウンドの質の高さに疑いの余地はなく、ライブパフォーマンスもますます研ぎ澄まされている。
【リリース情報】
Full Album『バグホ』
【ライブ情報】
・e+(イープラス) https://bit.ly/3AGR6Qk
・Livepocket https://t.livepocket.jp/e/que20230208
・Bug Holic公式HP https://bugholic.com/contact/
Streaming + 購入 https://bit.ly/3Y0cVo3
・e+(イープラス) http://eplus.jp
・Bug Holic公式HP https://bugholic.com/contact/
■2023年3月2日(木)
下北沢DaisyBar
<DaisyBar 18th Anniversary> BRIDGE
≪出演≫プランクトン / Bug Holic / フィルフリーク/ 麗奈
≪時間≫ 開場18:30/開演19:00
≪Ticket≫前売¥3,000/当日¥3,500 (+ドリンク別) /配信¥2,000 ※価格表示は全て税込み
・Livepocket https://t.livepocket.jp/e/t3j50
・Bug Holic公式HP 1月28日(土) 17:00〜 https://bugholic.com/contact/
≪配信≫
購入ページURL
https://twitcasting.tv/c:daisybar_shimokita/shopcart/213430
*ツイキャス公式ストアにて発売
・お目当ての出演者を購入時のコメントよりお知らせください。
*視聴期間:配信日より1週間
・チケットをご購入頂いた方は、視聴期間中は何度でもご視聴いただけます。
*注意事項
・映像や音声の無断転載禁止。
・ご購入後のキャンセルまたは変更はできませんのでご了承ください。
【Info】
下北沢Diasy Bar
info@daisybar.jp
≪Info≫info@bugholic.com