Vtuber、野宮のん(ののみや のん)。
2019年1月にYouTube上に初めての動画となる自己紹介動画をアップ。
以降ゲーム実況や歌ってみた、ASMR動画などを発信している。
シチュエーションボイスなどの“声”から入ってくる、
声が好きで応援しているというファンが多いというのが一つの特徴。
普段の話し声は柔らかくて透明感のある声質の持ち主だが、
歌声ではロック色の強いクールな歌声も聴かせる。そのギャップもまた魅力だ。
2021年1月には待望の初オリジナル曲『空を仰ぐは春恋兎』を発表。
活動も3年目に突入し、だんだんと歌のイメージも定着。
今後は、「歌から好きになってくれるファンが増えてきたら嬉しい」と話している。
・【オリジナル曲/Original song】 空を仰ぐは春恋兎 【2nd Anniversary】
自身初のオリジナル楽曲『空を仰ぐは春恋兎』。
和の空気が色濃く香る作品で、全体のサウンド、メロディーライン、
そして歌詞にMVと、そこかしこに日本古来の美しさが感じられる。
それでいてロックな疾走感や、時にダンサブルになったりするという融合感もあるのが面白い。
楽曲のテーマとなっているのは「今まで見てくれた人にも、もう一度恋をして欲しい」ということ。
「リスナー1人1人に向けて、“あなたとの時間をどう過ごそう?”という歌詞があり、
“遊びましょう”というフレーズを色っぽく表現したのが難しかった」
「途中かっこよく歌うところがあるが、そこは水樹奈々さんをイメージしてみた」
と話すなど、表現に細部まで工夫が施されているのもポイントだ。
元々オリジナル作品が作りたいという思いがあり、
この楽曲も初のオリジナルとは思えないほどの完成度の作品だが、
「次の目標はミニアルバム」とのことなので、期待が高まる。
・【歌ってみた】ブラックロックシューター/1st anniversary【製作期間1年】
編集を自身で行ったという、制作期間1年の力作歌ってみた動画。
「元々動画勢だったから編集には苦労はなかった」と話す彼女だが、
今までの配信の様子が動画内に組み込まれていたり、
頂いたファンアートを全部使っていたりと、手が込んでいることは間違いない。
もちろん思い出も詰め込まれていて、「自分で編集しながら泣いていた」ということからも、
その想いが伝わってくる。
歌の方でも、初音ミクならではの透明感はありつつ、
動画同様に想いのこもったエモーショナルな歌声を聴かせる。
そんな強い想いを感じる歌声と動画によって、まさに
“今から始まるわたしの物語”を見ていきたいと思わせてくれる歌ってみたになっている。
・[Vtuber]からくりピエロを歌ってみました(๑́•∀•๑̀)ฅ[初めての歌ってみた]
2019年6月に投稿した自身初の歌ってみた動画。
それまではずっとゲームを発信していたが、歌のリクエストが多く届いたのでチャレンジ。
「アップした後、リスナーがサムネのgif画像を作ってくれて、
ファンの方の愛を感じた」という思い出深い作品だ。
野宮のんはダメ男製造機を自称する。
リスナーからも尽くす女だと言われている。
歌ってみたの選曲で『からくりピエロ』をチョイスしたのは、
「歌詞を読み、駄目男に引っかかった女性の話のような印象を受けた」
「周りからその恋を止められても、その好きな気持ちは止められないよね」という共感からだ。
そんな共感からくるのであろう、切ない歌声は心をぎゅっとさせる。
次の歌ってみた作品を収録済みだという彼女。
「発信は5月頭くらいを予定していて、今までの野宮のんとは違った魅力があるので、
是非それ聴いて欲しい」とのことなので、まずはそれを待っておこう。
今後の目標は、「街頭ビジョンなどのリアルの世界で、YouTube以外での活動をすること」。
今後は「みんなの住んでるリアルの世界で私の活動を見ていただける機会を
増やしていけたら嬉しいです!」と語ってくれた。
また、「もしかしたら大きな発表が3月末にあるかも」とも話してくれたので、
その発表も楽しみに待っておこう。
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https://www.youtube.com/channel/UCnUiBWr2TYrCFQxs_LXld3g/featured
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