2人のシンガーソングライターからなるツインボーカルユニット、21Self(ツーワンセルフ)。
2013年、神奈川県横浜市にて結成。以降、東京・神奈川を中心に活動を続ける。
2015年と2017年には、島村楽器主催のライブ型コンテスト『HOTLINE』にて、
神奈川エリアで2度のベストオーディエンス賞、
2016年に中部エリアにて大会史上初となるツインボーカルでのベストボーカリスト賞を受賞。
2018年、BIG UP!の監修するプレイリスト『注目すべき次世代アーティスト達 気になる男性ボーカル20選』
に選出され、さらなる注目を浴びる。
現在は、結成地である横浜市内を活動拠点としつつ、首都圏をはじめとした全国各地で活動中。
ライブ活動以外では(株)ナノコネクトの配信するスマホ・タブレット向け無料音楽ゲームアプリ
『nanobeat』へ楽曲提供を行っており、手軽に21Selfの楽曲を楽しむことができる。
この1年間は活動の場が少なくなっていたが、毎月ミニワンマンを開催し、そこで1曲は新曲を発表してきた。
8周年を迎えた2021年には、グルーヴィー&ジャジーな音楽スタイルに変化し、
それらの新曲を収録したニューアルバム『禁断の果実』を発表。
誰もが心の中にもつ葛藤や希望を独特のタッチで描く詞の世界観を、
広い声域で次々に入れ替わるボーカル&ハーモニーで表現。
そこにジャジーでファンキーな演奏スタイルを融合させた21Selfは、
新しいツインボーカルの音楽スタイルを追求し発信し続けていく。
・21Self「禁断の果実」アルバムトレーラー
2021年7月にリリースしたアルバム『禁断の果実』のトレーラー動画。
華やかかつビターな雰囲気のサウンド感が印象的なタイトルトラックに始まり、
メロディーラインに高揚感を覚える『imperfect』、しっとりと聴かせる『まもりたい』、
ディープなサウンド感が沁みる『あっちもこっちも、アイ』、
力強いサウンドと伸びやかな歌声で描く『呼び声』、
夢を追う誰かに寄り添ってくれるような『夢の向こう』と
バラエティ豊かな楽曲群を収録しているアルバムであることが分かる。
様々な人に響くというのはもちろんのこと、様々な心理状態にはまりそうな作品だ。
・禁断の果実/21Self
アルバム『禁断の果実』のタイトルトラック。
アルバム収録バージョンでは管楽器やうねりを挙げるエレキギターが楽曲を華やかに
装飾している同曲だが、こちらは鍵盤とギターによるバージョンとなっている。
ただその二つの楽器だけでも、アルバムバージョンに負けない力強さやノリの良さが感じられるところに、
彼らのボーカリストとしてだけではない、音楽家としての質の高さが発揮されている。
「ずっと明るい曲をやってきたが、コロナの影響とかを考え毒のある部分をサウンドや歌詞に表現した。
音源化するのに1年かかり、ファンの方からは、良い意味で違う曲になったと言ってもらえた」
という同曲は、深いノリがかっこいい、R&B楽曲だ。
是非その大人なノリを、身体を揺らしながら味わっていただきたい。
色気のあるボーカルも相まって、気が付けばその音に、世界観に酔いしれているだろう。
・【21Self】ギラギラ/Ado【Cover】
YouTubeチャンネルでカバーも発信している彼ら。こちらは『ギラギラ/Ado』のカバーだ。
毒気のある攻撃的な歌声と美しく消え入りそうな歌声を掛け合わせて届ける同作では、
本家へのリスペクトも感じられながら、楽曲を自分たちの色に染め上げていることが伝わってくる。
そしてその世界観に引き込まれ、聞いているとまさに“ギラギラ”してくるのだ。
様々な悩み事なども、そのぎらつきで乗り越えていけるような気になってくるのだ。
そんな表現力もさることながら、サウンドのノリの良さを引き出すような歌声である点にも注目したい。
元々ノリの良い楽曲だが、歌声の抑揚やリズム感がそれをさらに引き出し、
思わず身体を揺らしたくなる仕上がりになっている。
こちらもやはり耳だけで聞くのではなく、体感したい1作だ。
また今後は、「グループでの配信も考えている」とのことなので、是非SNSなどをフォローして、
続報を逃さないようにしていっていただきたい。
【リリース情報(禁断の果実・サブスク)】
https://big-up.style/NXaccgRxJ9