鹿児島県出身のシンガーソングライター、松藤量平。
2004年、UNIVERSAL MUSICより男性3人組ユニット『three tight b』でデビュー。2007年、シングル『頑張って!』をリリースし、ソロ活動をスタート。現在はソロ活動の他、ボーカルユニット『Unlimited tone』のメンバーとしても活動中。さらに、楽曲提供を行う作家としても活動を展開しており、これまでに『中森明菜』、『柴咲コウ』、『as』、『砂川恵理歌』、『TOKU』、『畠中祐』、『ひょろっと男子(西山宏太朗、梅原裕一郎)』、『KENN』、『佐藤拓也』、『寺島拓篤』らに楽曲を提供している。
シンガーとしては、ふくよかな響きと透明感を併せ持った温かい歌声が特徴的。優しく、そして時に切なく感情を刺激する歌声で、様々な楽曲を歌いこなす。時にテレビCM等のナレーターを担当することもあるということが、その声の良さを物語っているといえるだろう。そんな歌声で多くのファンを虜にするシンガーソングライターだ。
・ラブレター / 松藤量平
自分の祖父母をテーマに書いたラブバラード曲『ラブレター』。2008年頃にできたという楽曲だが、「映像関係の方とご縁があり2019年にMVが出来ました」ということで、昨年MVが公開になった。
ピアノの音色、透明感抜群で感情が溢れている歌声、心に染み入るようなメロディーライン。そのどこをとっても優しい愛しさに満ちており、聴いている方もなんだか温かい気持ちになってくる。歌詞の登場人物二人も、うらやましくなるような関係性・空気感の二人で、やはり温かい。そんな温かさが心地よくて、何度もリピートしたくなる1曲だ。
・my ID
2020年4月よりTOKYO MX、BS11にて放送中のテレビアニメ『ULTRAMAN』。そんな人気のアニメのエンディング曲『Void_Chords feat. Ryohei & Foggy-D「my ID」』に、Ryohei名義で参加しているのが彼だ。
近未来感を覚えるサウンド感を、疾走感を伴って鳴らす1曲で、ラップパートがあったり、伸びやかに歌い上げるパートがあったり、HIPHOPやポップス、R&B、オルタナティブロックなど様々な音楽の要素が感じられる。それがまたおしゃれで都会的でクール。
「今までの自身の曲とは違ったロック調の楽曲に合わせた歌になっている」と話す松藤の透き通るようでいて芯があるボーカルは、そんなニューミクスチャー感のあるサウンドとも相性抜群だ。この楽曲を聴けばきっと、彼のボーカリストとしての質の高さが分かるだろう。
・〜紙とペン〜 広沢タダシ&松藤量平
大阪出身のシンガーソングライター『広沢タダシ』との共作曲。
東京大阪で行った2マンイベントのイベント名であった『紙とペン』。それをタイトルにしたという曲を作らないかと相談し制作開始。コロナ禍において、リモート制作により完成した「紙とペンの物語」だ。
アコースティックギター2本と二人の弾き語りというシンプルな構成の楽曲で、その分二人の歌声の響きの良さがダイレクトに伝わってくる。透明感だけではなく、ふくよかな響きも特徴的な松藤。この楽曲ではそんな彼のふくよかな響きの歌声を存分に堪能できる。もちろん広沢の歌声もふくよかで温かく、聴いているとやはり心が温まっていくだろう。
これからの展望について尋ねてみると「ボーカリスト、シンガーソングライター、また作家としても、形ややり方にこだわらず、聴いてくれている皆さんの毎日のちょっとした元気になれるような歌を作り続けていきたい。言葉と歌と声に関わるものでこれからも表現していけたら」と話してくれた。
冬には有観客のライブを検討しており、さらには来年「15年間の活動を詰め込んだベストアルバムも製作したい」と考えている。ますますその音が届く範囲を広げていく彼のこれからに、改めて注目だ。
【HP】
【Twitter】
https://twitter.com/ryoheimatsufuji?s=20
【YouTube】
https://www.youtube.com/user/music76R
【リリース情報】
2020年10月23日リリース
『Home song 2』
2020年「Home song」の第2弾。
通販限定リリース。
新曲とライブ音源含む全10曲収録。
1. ラグタイム
2. 幻
3. 返事
4. 残像
5. BGM
6. リバー (live2020)
7. レンジ (live2020)
8. ur (live2020)
9. だからいい (live2020)
10. ANYTIME (live2020)
https://matsufujiryohei.booth.pm/items/2454248