2020年4月18日から活動を開始したFigaro(フィガロ)は個人勢Vtuberとして、

人気と注目が高まりつつある存在だ。


個人勢は企業勢と比べ、火がつくのが遅い傾向があるものだが、Figaroは違う。

チャンネル開設から1年を待たず、YouTubeチャンネル登録者5000人を超え、

高評価も続々と付き始めている。


素晴らしいスピードで世の中に広まっていく

その知名度の裏側にはどんな魅力があるのだろうか。

一つには彼女の企画力が挙げられるだろう。


YouTubeLiveでボーカロイド楽曲100曲耐久イベントを行うなど、

話題性のあるイベントや配信を行い、その度にファンを魅了してきた。

歌枠配信は非常に人気が高く、同時接続人数が250人を超えることもある。


しかし、何よりも魅力的なのは彼女の歌声そのものであろう。

中性的でアンニュイなその歌声は、Figaroならではの世界観を形成する。

そんな彼女の魅力に迫っていく。

 



【オリジナル曲】潮騒 - Figaro【Vtuber】



2021年1月11日にアップロードされたオフィシャルミュージックビデオ。

Vtuberオリジナル曲コンピレーションアルバム「ALLELOSPHERE」への参加曲だ。

「ALLELOSPHERE」には、900名のVtuberが応募、その中から150人が選出された。

Figaroも、その狭き門を潜り抜けたうちの一人だ。

 
楽曲と歌詞は西森夢理が手掛けている。(以下クレジット)

Music / Lyrics: 西森夢理

https://twitter.com/MuriNishimori

https://www.youtube.com/channel/UCdUFI4F1MFd9cmixDO1LvqA

Vocal / Mix / Movie : Figaro


Figaroをイメージし、作家西森が書き下ろした楽曲となっており、声質のイメージや

Vtuberを始めたきっかけ、Figaroのパーソナリティを加味した上で制作に至ったという。

元々エレクトロニカルな楽曲が好みだというFigaroは、そういった要素も

曲にしたためて欲しいという依頼を行った。


その結果出来上がった楽曲は、エレクトロニックでありながら、優しさと柔らかさを併せ持ち、

まさにFigaroのために作られた一曲となった。

どこまでも優しく包み込む海のような旋律はまるで潮騒のようである。
歌い上げるFigaroも呼応するかの如く、持ちうる歌唱力の全てで応えているようだった。


この美しい楽曲に、多くの好意的なコメントも寄せられている。

YouTubeのコメント欄は賞賛の声で溢れ、いかに彼女の声が指示されているかを見て取れる。




Figaroは元々歌い手として活動を行なっており、

Vtuberとしてのデビューは前述した通り2020年4月だ。

目前に控えた記念すべき1周年の日に向けて、

オリジナル楽曲も拡充していきたいと語ってくれた。


リスナーとしても、新しいオリジナル楽曲は待ち遠しいところであろう。

これから先は、作詞にも挑戦してみたいと語るFigaro。

チャレンジ精神旺盛に、前向きに語ってくれた。


柔らかく広がりのあるFigaroのおおらかな声とは裏腹に、

心に秘めた熱い思いが聞けたことが、

今回のインタビューにおける何よりの収穫かもしれない。


これから先の彼女の同行から目を離さず、更に期待して次のリリースを待ちたい。

そんな気持ちにさせてくれる実力派シンガーである。

 


【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UC7CtvN04ublW4LGTPksG6mg


【Twitter】

https://twitter.com/figaro_qpt


【niconico】

http://www.nicovideo.jp/mylist/55352907