様々な音楽ジャンルを取り入れて独自の音楽世界に昇華し、
エモーショナルな叫びでメッセージを伝えるロックバンド、Fall of Tears。
2017年に結成されたFall of Tearsは、Vo.Mochinagaによるポエトリーリーディングと、
叙情ハードコアを軸としたアグレッシブなサウンドで唯一無二の世界観を構築。
強烈に記憶に残る楽曲とそこに込められた体温のある言葉、
それらをダイレクトに伝えるライブによって、ジャンルを超えて大きな支持を集めてきた。
2020年3月には大型サーキットイベントZephyren 5th Anniversary A.V.E.S.T project Vol.14に出演し、
O.A.としてTSUTAYA O-EASTのステージに立つなど確かな実績も重ねており、
今後のライブハウスシーンでますます存在感を増していくであろう要注目バンドとなっている。
・Fall of Tears - "tragedy" (feat. usako) | Official Music Video
Fall of Tearsの現在の代表曲となっているのが、
2020年12月に発表された4th Singleの収録曲「tragedy」。
ハードコア、ポストロック、ポエトリーリーディング、シャウトなど
多彩なジャンル・表現を融合させたこの曲は、静と動の緩急、激情の中に込められた儚さなど、
Fall of Tearsというバンドのスタイルの完成形と言えるナンバーだ。
なかでも注目ポイントとなっているのが、クライマックスで女性ヴォーカルをフィーチャリングし、
その裏で静謐なポエトリーをくり広げるパート。
そこで語られる言葉こそが、この曲で最も伝えたいメッセージだという。
・Fall of Tears - "Dead Flower" | Official Lyric Video
ファンの間でも人気の高い定番ナンバーが、この「Dead Flower」。
ポストロック色をより前面に押し出した楽曲になっていて、
テクニカルなドラムのフレーズと美麗なアルペジオの絡み、
そこにダイナミズムを加えるベースラインのうねりが緻密なストーリー性を構成している。
幾何学的なアンサンブルが際立つパートから一転して、
サビでは爆発力のあるシャウトと力強いサウンドが一気に疾走するのが印象的だ。
・Fall of Tears - "Cherry blossoms"(feat. miraco from 揺らぎ) | Official Music Video
2nd EP「The flowers withered,Their color faded away」の収録曲
「Cherry blossoms」は、バンド自身「ポストブラック」と評するように、
よりダークな表現を展開する一曲。
国内シューゲイズシーンで注目を集めるバンド・揺らぎのmiracoと
フューチャリングした曲展開にはシューゲイザー的な要素も
色濃く取り入れられ、ハードコア的な分厚い音像と浮遊感、
熱量を帯びた激情と淡いノスタルジーの両立が成されている。
聴き手の感情をかき回すエモーショナルナンバーとして、
ライブでもクライマックスを飾ることが多いそうだ。
今後は3rd EPの公開を予定し、さらに夏にはツーマンライブも企画するなど、
さらなる新展開を考えているというFall of Tears。
これからさらにバンドとしての活動ペースを高めていくそうなので、
彼らがライブハウスシーンで見せていく躍進に注目していこう。
【公式HP】
【Twitter】
https://twitter.com/FallofTears_jp
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