確かな実績と実力によって、多方面でマルチに活躍するヴァイオリニスト、小林修子(こやばし しゅうこ)。

4歳の頃よりヴァイオリンを始めたという彼女は、高校時代から様々なコンクールで実績を重ね、

東京藝術大学音楽学部器楽科で学んだ。


在学中からプロとしてさまざまな演奏会やイベントで活躍するようになり、

現在までに2cellos、YOSHIKI、XJAPAN、矢沢永吉、山下智久、Kinki Kidsなど

国内外の名だたるアーティストのサポートを務めている。


クラシック界でも多くの名プレイヤーと共演を果たし、舞台「四月は君の嘘」で主人公の演奏役を務めたり、

「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」に出演したり、テレビ東京系「THEカラオケバトル」のCD制作に協力したり、

映画や舞台などの演奏指導・演奏演技指導を手掛けたりと、ポップカルチャーシーンでも実績を残してきた。

現代の国内音楽シーンで、中心に立って活躍するヴァイオリニストの一人だ。




・スター・ウォーズ/無伴奏ヴァイオリン - Star Wars - For solo violin



自身のYouTubeチャンネルに公開している「スター・ウォーズ」の音楽のヴァイオリンアレンジは、

誰もが聞いたことのあるメロディを、ヴァイオリンひとつでダイナミックかつエモーショナルに表現した動画となっている。

無伴奏だからこそ、小林修子の表現力・テクニックが直球で伝わってくるのが見どころだ。


ヴァイオリニストとして「音を演じる」ことで、観た人の中の何かを変えるスイッチになりたいという彼女。

感情が伝わってくる演奏パフォーマンスにも注目しながら観てほしい。



・中島美嘉/雪の華 小林修子-violin cover ver.



こちらは中島美嘉の名曲「雪の華」をヴァイオリンカバーした演奏動画。

一度聴いたら耳に残るあのメロディが、伸びやかなサウンドで描かれている。

J-POPバラードとしてキャッチーさもある原曲の良さはそのままに、よりクラシカルに、より切なく繊細に響いているのが印象的だ。
このように、普段クラシックにあまり馴染みがない人にもヴァイオリンの魅力を伝える彼女の活動にも注目しよう。



コロナ禍で以前のようにリアルの場でのライブ活動を継続することが難しくなっている中で、

「いつかは何も気にすることなく、賑やかなライブを開催したい」と語っている彼女。

こんな情勢だからこそ、可能な範囲で音楽家としての活動を積極的に展開していきたいそうだ。

着実に実績を重ねながら、従来のクラシック界の枠を超えて幅広く活躍する小林修子に、今後も注目してほしい。

彼女の活動の最新情報は、公式HPやSNSを要チェックだ。