大阪発のピアノロックバンド、film girl。

メンバーはVo./Gt.『山下徹』、Ba.『タナカカナタ』、

Dr.『松下美波』、Pf.『近藤太朗』という4人組編成。


感情を揺さぶるピアノの音色と透明感の高いボーカル、

そして切れ味の鋭いバンドアンサンブルが融合し生み出される

メロディックな楽曲群は、世代を問わず多くの人の心を掴む。


2016年には1stシングル『いつか見るはずの景色/drama』をリリースすると、

翌2017年には2ndシングル『泪の行方/綻び』、2018年に1stミニアルバム『factor』、

2019年に1st EP『idle』、2020年に2nd EP『leave』と毎年リリースを重ねる。


2019年12月からは活動休止に入るも、2020年9月にサポートドラムを務めていた

松下美波の正式加入が決定。新体制で再始動となった。




・film girl-月夜に照らす【MUSIC VIDEO】


https://twitter.com/filmgirl_band


2020年11月にリリースした2nd EP『leave』に収録されている、同EPの代表曲。

作品がリリースされた2020年は、ちょうど新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた時期だ。

この楽曲『月夜に照らす』は、そんなコロナの自粛期間中に制作。

それもあってか、この楽曲には「誰かに届いたらいいな」という想いが込められている。


描かれているのは、愛おしさに溢れた想いを抱える主人公の切なげな心情。

そんな世界観を表現するように、サウンドも静寂と爆発力を兼ね備えた感情的なものだといえる。

そして時に美しく、時に駆け上がるように鳴らされるピアノのアクセントが、世界観をより強固なものにする。

ピアノロック好きには、ど真ん中に突き刺さること間違いなしだ。



・mist


ポストロックの雰囲気も覚えるドラミングに、疾走感と抑揚をプラスするベース、

透明感をもってはかなげに響くボーカルとピアノ。

それらが融合して生み出されるのは、切なさに溢れた世界観。


「とてもこだわった」という歌詞では、≪明日を歩くために綴った言葉を僕は読んでいる≫

≪昨日を失う怖ささえ憶えていないから≫≪忘れないで此処に君がいたことを≫と、

そんな切ない世界観の輪郭をはっきりとさせ、ストーリーとして映し出す。


まるで一本の切ない映画を見ているような感覚で聴くことが出来る1曲だ。

かすかに男女コーラスが入っているというのも、注目ポイント。



・想い合い


先の楽曲『mist』が切ない雰囲気に溢れた1曲であったのに対して、

こちらの楽曲『想い合い』はより元気な印象になっている。


特にサビは、ストリングスにドカドカとしたドラミングにと、華やかな雰囲気。

それでも持ち前の透明感が香っているところが、一つのfilm girlらしさだといえる。


『想い合い』というタイトルや歌詞に込められているのは、「ファンとの想い合い」。

ファンに想いが届いたらいいなという気持ちを込めて≪一人にさせないから≫

≪この唄が心に響いているのなら また出会えるかな≫と歌う。


この真っ直ぐな想いが、届かないはずはないだろう。



今後は「ライブを主軸に、活動を広げていきたい」という彼ら。

また「YouTubeやInstagramにて、普段の様子や

制作現場の雰囲気なども発信していきたい」とも話してくれた。

その音に、描く世界観に心を奪われたら是非SNSも覗いてみていただきたい。

そこからまたさらに好きになってしまうはずだ。



【Twitter】

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