千葉県は松戸市出身のピアノ弾語りシンガーソングライター、坂本タクヤ。
被災地復興支援ソング『花は咲く』の作曲でも有名な
菅野よう子らによるボーカルオーディション合格。
TBS系オーディション番組『sing!sing!sing!』他薦部門に出演。
また、『戦国無双シリーズ』などで有名な音楽プロデューサー
稲毛謙介の楽曲オーディションに合格し敢闘賞に選ばれるなど、
その歌声や楽曲は様々なところで高く評価されている。
2020年にはテレビ朝日オリンピック応援ソング『CANDO』にて、
松岡修造率いる『TEAM SHUZO』のメンバーとしてレコーディングに参加。
オリンピック選手なども出演するビッグスポーツ賞の
表彰式オープニングイベントにも参加した。
そのほか、劇団四季ミュージカル『cat’s-キャッツ-』の
日本語吹き替え版映画にて劇中曲のコーラスに参加、
アーティストやカフェの写真撮影を担当、
学校関係の講演会・演奏会での学生とコラボ、ピアノサポート活動、
さらには地元を盛り上げたるために主催イベントを開催したり、
市のイベントの企画運営に携わったりと、広く活躍中。
・坂本タクヤ『帰ろうか』MV
中国の伝統的な弦楽器“二胡”の奏者であるWeiWei Wuuを
フィーチャリングに迎えた楽曲『帰ろうか』。
2016年にリリースしたアルバム『風の吹く場所』の収録曲で、
2018年に改めて同タイトルのミニアルバム『帰ろうか』
(もちろん同曲も収録)をリリースしている、自身の代表曲的な1曲だ。
優しく穏やかに望郷を刺激する二胡のサウンドが、
心の奥深くにある懐かしい景色をパッと目の前に浮かび上がらせてくれる。
もちろんそれは、どこかトラディショナルな雰囲気の揺らぎを持つ歌声も同様だ。
それぞれ単体でもぐっと来るのに、相性抜群の二つの音が絶妙に絡み合うので、
聴いていると思わず視界がにじんでくる。
元々は映像を作る予定はなかったというが、
作られたMVもまた、故郷を思い出させる仕上がりだ。
映像と音とあわせて堪能すれば、より心が覆われることだろう。
・MV『僕が僕であるために』坂本タクヤ
2018年リリースのミニアルバム『帰ろうか』収録曲。
ピアノと歌のみというシンプルなサウンド構成の中に、
その時自身が感じていた思いをそのまま詰め込んでいる。
様々な情報に溢れている昨今。
誰かと比べて悲観的になったり、頭の中がぐちゃぐちゃになって
上手く歩けなくなったりすることもある。
だから彼は
≪生きることは君が思うよりとてもシンプルで≫
≪難しく考えてしまう時もある≫
≪誰を愛し何を求めどこに向かっていくのか≫
≪迷いながらでも悪くないさ≫と、
「好きなことを好きと言えるような自分でいたい」と、歌う。
実際に自身でも「音楽を続けていることに対して
否定的な質問をされたこともあった」という。
そんな経験があったということもあって、
2018年リリースのこの作品を、2020年に改めて映像化しているのだ。
きっとこの音と言葉は、同じような辛さを
抱えている人を救い上げてくれるだろう。
・【オリジナル/ピアノ Ver.】白い日が揺れる春/坂本タクヤ-Takuya Sakamoto- (Lyric Video)
2021年4月現在、まだ作品としてリリースされていない楽曲『白い日が揺れる春』。
楽曲を書き上げたのは2020年。
同年春に行ったワンマンのタイトルがつけられた楽曲で、
本来はそのタイミングで発表するはずだったという。
しかしそこでの発表が出来なかったため、
1年越しの2021年2月に改めて発表した。
春の風を思わせるような、柔らかくて白んだ淡いピアノの音色。
愛しさや切なさを内包させて舞う穏やかな歌声。
そして心を刺激する、さりげなくも感情的なバイオリン。
それらが重なりあって奏でられるこの楽曲は、
いつかの大切な日々や人を想起させる。
泣けてくるのに、どこか優しく包み込まれる感覚もあるというのは、
彼の音楽の一つの特徴といえるかもしれない。
優しく透き通るようで、独特の揺らぎも持ち、
低いところからじんわりと響かせることも出来るなど、
その歌声の幅は広く、クオリティに疑いの余地は寸分もない。
その歌声に、楽曲に、救われる人はたくさんいるはずだ。
【HP】
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